モ~ロヘイヤです!
食べまっせ!
◆夏の疲れを吹き飛ばす抜群の栄養価と独特の粘りが特徴
三重県松阪市特産の
「モロヘイヤ」
今回は、そんなモロヘイヤを
たっぷり使った、
産地ならではの
超簡単アイデア料理を紹介します。
早速、新鮮なモロヘイヤを求めて
畑を目指す健さん。
◆さあ、モロヘイヤですけどね。
この辺かなあ…?
この葉っぱかな?
わからへんねえ、
これ、モロヘイヤの葉っぱは。
こんにちは!すいません!
それ、何の畑ですか?
◆モロヘイヤです。◆モロヘイヤですか?
◆はい。
◆ちょっと行っていいですか。
◆どうぞ。
◆すいません。
これもかな?
◆違います。
◆これは違うの?
◆大豆です。
こちらですか。
◆そうです。
◆すいません。
これがモロヘイヤですか?
◆そうです。
◆ああ、こんなんやったかなあ。
モロヘイヤというのは、時期はい
つからいつですか。
◆ハウスですと
3月末に植えて、
4月の末、
露地ですと、
5月の末ぐらいに植えて、夏野菜
ですね。
エジプトのほうが出身ですから。
◆エジプトですか!?
◆クレオパトラが食べていたんで
す。
◆ええ!?
◆クレオパトラが食べてたんです
か。
奥さんも食べてるんでしょう。
クレオパトラ!?
◆見えますか?
◆見えない…。
ちょっと。
ほど遠いです。
◆アラビア語で「王様の野菜」を
意味する
「ムルキーヤ」が語源とされる
モロヘイヤ。
βカロテンやカルシウムなど
多くの栄養価を含む健康野菜。
中でも、モロヘイヤの
ネバネバ成分であるムチンは、
便秘や夏バテ防止に効果的なんだとか。
◆3センチから5センチぐらいの
ところを、
こういうふうに切るんです。
◆ただ指だけで切ってると思ったら違うねんね?
長い事いろんな野菜取材している
けど、初めて見た。
モロヘイヤ専用?
◆以前は蚕の桑。
養蚕の桑の葉を摘んでいて。
◆ここでいい?◆それで引っ張る。
◆切れた。
◆できました。
◆どうぞ召し上がって。
◆生でいけんの?
◆どうぞ、大丈夫ですよ。
ネバっとしてますでしょう?
◆まず、臭みとか、苦味とか、
ないですね。
普通に、これ、サラダで。
ほんまや。
おくれてネバネバが。
◆ムチンっていうんですよ。
◆誰が、無知や!
いろいろ知ってるわ!大学、出て。
◆失礼しました。
ムチンね?
◆ムチンです。
◆すっかり仲よくなった健さん。とっておきのモロヘイヤ料理をつ
くってもらうため、
小泉さんのお宅へと向かうことに。
◆こちら?
◆そうです。
◆何それ?
ようけぬれたな。
◆お孫さん?
お邪魔します。
もう、やめな!