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2018/09/03(月) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝借金3000万から…鮮魚店夫婦の仰天人生モロヘイヤ簡単料理】


そういうことなんです。
◆あの年になると、人生振り返る
わけなんですよ。
ほんで、苦しかったころ、2階の
市場の2階を転々と、
岸和田の何かあっちこっち、
真っ暗な。あれが逆に、
恋しくなるんですよね。
それで、ご主人と…。
◆嫌な予感がするなあ…。
それで?ご主人が…。
◆また出発点に戻ろうと。
◆もともと、いたところに。
◆人生の最後には、

もう一回、出発点に戻ろうと。
◆落ちつくぞと。
また、岸和田に行って、
2階の物件を探して、
窓のない。
◆共同の。


◆今どき、ないでしょ!
◆共同の炊事場、
暮らすのが目的。
◆今の生活をやめて、
もう一回、真っ暗な部屋に行きたいと。
◆二度と行きたくないと思うけど。
奥さん、言うてましたやんか、こんな小さい窓でもうれしかった
って。
未知さん、いきましょう!
年齢、関係あります。
この年になったらということです。
◆年齢、80歳ですよね。
自分の父親とかと近い年齢なんで
すよ。
それ考えると、
お孫さんができて、そっちの世話
をしたいと。
そっちに手がかかるので…。
◆ある、ある。
◆かわいいから見たいと。
◆どうせやったら、
これからは孫のために生きていこ
うという。
なるほど。
さあ、ちょっと深刻な問題ですよ。
ごらんいただきましょう。どうぞ。
◆寂しい気持ちはあるけど、
お父さんとお母さんの2人で相談
して、
もうやめようと決めたんや。

ということは、お母さんは、やめたい。
◆私はお父さんが運転がね、
事故を起こさへんかなと思ってね。
◆80になって、何か、ありまし
たん?
◆そう。
お巡りさんにとめられてね、
あんた、何でふらふらしてるの?
お酒、飲んでんの?って。
どこ、行くの?って。
いや中央に仕入れにって。◆真っすぐ走っているつもりが
ふらふらになっておったんかな?
◆そうや。◆ほんで警察にとめられて。
後ろ来とったん知らんかってん。
◆知ってとか、知らんの問題じゃない
警察に言われて、あっ、ちょっと、わしももう限界かなと思ったん?
◆そうやね。長い人生、浮き沈みが激しい。
ずうっといくんじゃないわ。
◆そうやけど、あれやね、年とともに20代は20キロの速
度で
今は80代は80キロの速度で年いくんですよね。
◆そんなもんですか。
ええこと言うわ~。
◆年とともに…。
早いねえ。
◆20代は20キロ。
30、40、60、
80になったら80キロ!?
◆80キロです。◆物すごい速さで走っていく。
◆走っていくね。

死に近づいていくのがわかるわ。
◆スピードが速いというのは、
残りが少ないから、早く感じるん
やね?
速いねんな。
そやから、だからこそ、
1日1時間でも2人の時間、
大切な時間を大切にせなあかんね。
◆そうやことやなあ。◆うわあ~。
もう、これ、
もらってください。「となりの人間国宝さん」に
認定させていただきます。
◆何?
◆楽しいことも、つらいことも
夫婦で一緒に分かち合い
乗り越えてきた55年。
おじいちゃん、
おばあちゃんの魚を食べて、
大きくなったお孫さんたちに
見守られながら、

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