読レビ

なくなるのが…。
男子に持っていかれた。
◆お金を持っていかれた。
◆違います。
◆違うの？
◆結構違うんですね。
◆全然、ちゃう？
◆全然、違いますね。
違います。
宇治原さん、正解ぴしっとお願い
します。
◆まさかの

ほんまの落とし穴に
はまった。
は？
◆今の、なかったことに…。
時間を戻してください。◆宇治原さん、
正解びしっとお願いします。
◆えっ？
◆久々に
こんなに滑ったの…。あんまないですよね。
◆今のマジの答えやったんですか。
◆えっ？◆何もなかった！
何もない。
◆あんたは正解だけ言ったらええねん。
変にボケんな！
邪魔くさい。
◆えっ？
◆我々の仕事、邪魔すな～。
◆正解のＶＴＲ、どうぞ。


◆ぼけるな、もう。
◆私が養ってるでみたいなところ
あるじゃないですか。
◆だから、
うちがお金、払ったってんでみたいな。
◆だから、私が好きにしてもええ
やろみたいなところがあって。
◆その払っている額もめっちゃ高
いでしょう？
何百万とか、
月、みんなに。◆もちろん。
払っても、まだ余るぐらいあるわ
けで…。
◆うらやましい。
言ってみたい！
◆お客さんもいろんな人が来るけ
れども、
中では不動産屋さんが多かったん
ですよ。
◆お客さんで？
◆不動産さんに
いいカモですよね。
お金もあるし。◆怖い、怖い…。
◆これ、ええでとか言われて。
◆物件？
◆物件。
ついついその気になって、やっぱ
り買うじゃないですか？
それからすぐにバブル崩壊ですや
ん。

◆借金とか？
◆借金がすごい残りましたよ。
◆お幾らか聞いても？
◆びっくりしません？
◆大丈夫です。
◆１４億。
◆落とし穴、
ふかっ！
◆子供が１歳と５歳やって、だから、
破産してしまうとお父さんお母さ
んたちが
住んでいるところが
そこも担保に入れてたから。
死ぬことも考えましたよ。
死んだほうがましやなって。
◆本当に、それはつらい…。
当時のお気持ち考えると。◆でも、それは、
残して死ねないし、
仕方がない、頑張るしかないと思って。
◆水商売も不景気になり、
月に８００万も来る金利しか
払えなかったことから、
思い切って事業転換。
一から猛勉強して資格を取り、
痛い目を見た不動産業を始めます。
◆不動産は素人やけど、
借金を返済するために
自分で走り回ったことは、
自分のノウハウになるじゃないですか。
十数年かかって

借金を返済して。◆すごーい！
すご～い！
◆頑張った。
◆１４億でしょう、だって。
◆うん、そう。
◆返済したの。
◆した！◆すごい！
◆何とでもなるんやと私はそんと
きに思った。
自分でやろうと決めたことは