んですか?ご自分で。
日本で人気があるのはご存じ?
>>当時は知りませんでした。
>>でもすごかったんでしょ?
>>空港で初めての宣伝で日本に来たとき、行ったときに、初めて
ものすごく人気があったことを実
感しました。
>>人がいっぱい来たんでしょう
。
テンテンさん、今ではすっかり大
人の女優さんで、松竹芸能、
有野さんの後輩ということですけ
れども、きょうはこの大ヒットド
ラマ、来来!キョンシーズの秘話
をプラスさせていただきます。
キョンシーの舞台裏は、でたらめ
だらけ。
>>え?何々?
>>今回はシャドウ・リュウさん
にも事前にお話を伺っております
。
キョンシーに隠された秘密、これ
すごいです、ご覧ください。
>>知りたくないな。
>>大ヒットドラマ、来来!キョンシーズの舞台裏で、何があった
のか。
空前のブームに沸く1988年にプレイバック。
>>お札、お札。
>>ドラマのヒットで、当時、世の中のあちこちにキョンシーが。
>>このキョンシーのお面が今、
大変人気があって売れてるそうで
すね。
>>去年の暮れから正月メインに
出してみたんですけれども、
現状50万個ぐらい売れちゃいまして、びっくりしてるんですよね
。
>>お面以外にも関連商品がたくさん登場。
あのガチャピン、ムックまでキョ
ンシーに。
当時、子どもだった大人たちは。
>>あー!
これはほんまのやつやん!この字
、覚えてるもん。
>>知ってる。こうですよね。
>>ドラマ誕生のきっかけは、
1985年に台湾で作られた1本
のキョンシー映画。
月曜ロードショーでテレビ放映さ
れると、
18.5%という高視聴率を記録
。
そこに日本のテレビマンたちが目
をつけた。
>>いけますよ。
台湾と日本の合作で。
>>そうだな。
いっちゃうか?テレビシリーズ。
>>きっと日本で大ブームですよ
。
>>日本と台湾の合作で来来!キ
ョンシーズの制作が決定したのだ
。
しかし!
>>今の常識で考えたら、
あの番組作りはむちゃくちゃでしたよね、確かに。
>>30年の時を経て、
その舞台裏をテレビ初告白してくれるのは、来来!キョンシーズの
日本語吹き替え演出を任された飯
田譲治さん。
当時はまだかけだしのドラマ監督
で、吹き替えの経験はゼロ。
まさに若手の大抜てきだった。
日本でのみ放送されていたこのドラマ。
撮影と大まかな編集は台湾で行い
、吹き替えなどの仕上げは日本が
担当。
この変則的な体制が、
後に思いもよらない事態を招く。
>>飯田さん、
台湾から第1話が収録されたフィ
ルムが届きました。
>>届いたか。
早速見てみるか?
>>しかし。
>>あれ?
うそでしょ。
飯田さん、これ、
音が全く入ってないですよ。
>>そう、送られてきたフィルムには、せりふはおろか、なんの音
も入っていなかったのだ。
さらには。
>>あれ?
ない。
ないぞ。
台本がない。
>>当時、
台湾では盗作されるのを避けるために、
台本を作らないのが一般的。
日本に送られてきたのも、簡単な
あらすじが書かれたメモだけだっ