きの商品が発売されたんです。
こちら、
日本一高いといわれるサバ缶。
お1つなんと、1200円でござ
います。
にもかかわらず、
初回の生産量は1か月半で完売したという驚きの缶詰。
発売したのは、
大阪にある広告制作会社、その名も、アバランチ。
なんだか、
サバ缶とは縁がなさそうな広告の会社がなぜ缶詰を?
>>これ、もともと、
サバ缶ブームに乗っかって、
うちも作ってみようやって、
そういう話やったわけですか?>>いや、実は全く違って、昨年、
実は弊社が20周年、
設立20周年を迎えまして、
関係方々に記念品をお配りして、
感謝を届けようというところで、
社名がアバランチなので、
アバランチのサバランチみたいな、だじゃれといいますか、
ちょっとしたしゃれっ気ですかね。
そういうものでじゃあ、
サバ缶作ろうかみたいな。
>>開発のきっかけは、なんと、
だじゃれ。
あくまで記念品として作ったはずでしたが、
評判があまりにもよく、
急きょ、商品化することに。今では、
サバ缶のプロジェクトチームまで
発足しております。
>>やっぱりうちも広告会社なの
で、
中途半端なものは作れないという
ところで、
作るんであれば、
やっぱり自分たちが思う究極のサバ缶といいますか、
そういうものをやっぱり真剣に作
りたいという思いから、
プロジェクトを進行しました。
>>とことんこだわって開発した
結果、
1缶1200円という、
自称、日本一高いサバ缶に。
果たして、
その実力は?
>>おー。
ぎっしりですね、これ。
色合いがまた食欲をそそる。
うまいですね、これ。
本当に脂が乗ってます。
もう味付けはね、
ガーリックは香りづけ程度で、サバ本体がめちゃめちゃうまいです、
これ。
>>大田君も絶賛です。
お味はカレー、ペッパー、ガーリ
ックの3種類。
こだわり抜いたというその味の秘
密を探るべく、
製造工場へと潜入いたします。
缶詰の工場だけに、
大規模な設備があるかと思いきや、
意外にも従業員僅か4人で作業をする小さな工場。
なんと、
ほぼすべての工程が手作業なのでございます。
サバは脂が乗って缶詰に最も適し
ているというノルウェー産のもの
を厳選。
見た目にもこだわるため、
缶に詰める作業も、慎重に行われ
ます。
スチーマーで一度加熱したあとは、
一缶一缶丁寧にあくを取っていきます。
>>臭みとかもなくなりますし、
味にも影響してくる。
>>中には、
ブラックペッパーなど、さまざまなスパイスも加え、
開けたときに、
見栄えがよくなるようにとのこだわりから、サバの上にはローリエ
を添えます。
>>こだわりを捨てたくなくて、そうなるとやっぱり、
機械の工場ではどうしてもできな
くて、
やっぱり人間の手を介して手作業
で、
繊細な工程をこなしていくのはも
うこういった工場でしかできない
と。
>>このため、
1日に製造できる量は300缶が
限界。
1缶1200円というお値段にな
ってしまうんです。
>>ブームにはもちろん乗りたい
んですけれども、ブームで終わら
ないような、長く愛され続ける商
品を、新商品も含めて、
今後も作っていきたいなと思って
ます。
>>この高級サバ缶をはじめ、今、