るんです。
>>生活に便利になるように使わ
れたらいいですけどね。
>>今、
こういう形で宇宙もどんどんどんどん身近になってきてますけど、
こんな技術も開発されていまして、
ちょっとこちらの映像を見ていただきたいんですが。
今まで宇宙に行くといえばロケッ
トでしたけれども、これ、
ロープというか、
ケーブルのようなものが地上から空に向かってつながっていまして。
>>どことつながってるんですか
?
>>これ、人工衛星とか、
宇宙ステーションにつながっていて、
そこにエレベーター。
打ち上げるんじゃなくて、
エレベーターで物資や人を運ぶっ
ていう、
宇宙エレベーターの研究開発が今、
行われていると。
>>これ、
人も運ぶことができるんですか?
>>将来的には人も運ぶと。
>>すごい。
>>ボタン、宇宙って書いてある
んですか?
>>そうですよね、宇宙、
地上ですよね。
>>地上からしかないですよね。
田中さん、ご存じでしたか?
>>名前は聞いたことあったんで
すけど、実際にここまで実験が、
というかね、
構想が実現化しそうな感じっていうのは知らなかったですし、
さっきの軍事とか、
やっぱり情報通信というようなイメージありましたけれども、きょ
う、伺った中では、結構、身近な
ものに、結構、
宇宙で開発された技術がちゃんと
生かされているんだなというふう
に思うと、一気に身近になります
ね。
>>このエレベーターって、何に
生かされるんですかね。
>>今までだと、ロケットを打ち
上げますから、
さっきもトラブルありましたけど、
やっぱり失敗したりとか、故障し
たりとかあるんですけれども、
これはわりと1回できれば、
安定的に、安定して、持ち上げら
れるんですね。
だから、
先ほどのこうのとりも物資なんかを宇宙ステーションに運んでるん
ですけれども、
こういうエレベーターで物を運べば、
より安定して運べると思いますね。
>>きょうだめでも、
あした運ぼうとかそういうことに
なるわけなんですね。
>>ああ、忘れたから、
あれ取りにいこうみたいな、そんな形で。
>>このビジネス自体がどんどん
加速しているんですね。
>>今まさに、宇宙ビジネスとい
うのがすごく広がってまして、そ
れは背景がありまして、
以前はロケット1基打ち上げるのに数百億かかったと。
しかも故障だとか、
失敗だとかがあると、
今まで積み上げてきたものが全部
一巻の終わりということだったん
ですけれども、技術が進んで、人
工衛星が小さくなったり、あるい
はロケットそのものが小さくなっ
たりしまして、1回打ち上げるの
に必要なお金が数億円ぐらいにま
で今、下がってきてるんだそうで
すね。
失敗をしたりしても、それ、保険
でカバーしましょうという、保険
に入りなさいというような法律に
なっているそうでして、
ベンチャーとかですね、新しい業界の人が、入りやすくなってきて
まして、
今までは費用の関係から国とか大きな大手の企業しか入れなかった
ものが、いろんな企業が参入する
ようになってきています。
これを今、
こういう形で呼んでます。
ニュースペースといいまして、こ
れ、
新しい宇宙産業というような意味
らしいですけれども、
ニュースペースということで、
どんどんどんどんすそ野が広がっているということなんですよね。
>>参入しやすくなったら、
いろんな技術がまた開発されそうですよね。
>>そうですね。