いつもより水の透明度が低め。＞＞何も見えない。
＞＞だが、
何も取れなければまたお蔵入りの危機。
大野船長、思いのほか頑張る。
＞＞おっ、
魚群が映ってきましたよ。
あっ、すごいきれい。
一気に変わりましたね。
＞＞大野のカメラが、
スカイブルーの魚を捉えた。
こちらはソラスズメダイという、
伊豆ではポピュラーな魚。
ちなみにダイビングで、さらなる
深場に行けば、より色とりどりの
お魚がお出迎え。
これぞ、西伊豆ダイビングのポテ
ンシャル。
それでは船長の一句。
＞＞シュノーケリング撮れてない
と思ったが撮れてた。


＞＞よく大野君が魚と出会ってく
れましたよ。
だってこの魚が映ってなかったら、
僕ら、どうなってただろう。
＞＞次行きますか。＞＞行きましょう。
＞＞あそこです。
あの岩の穴の所です。＞＞実はここ、
船でしか行けない洞窟、
天窓洞。この洞窟の中には、他では見られ
ない幻想的な光景が広がっている
という。
＞＞えっ？あの中に入るの？
＞＞前回、地元ガイドの勧めでこ
こに来たのだが、波のうねりがひ
どく、中に入ることができなかっ
たのだ。
＞＞なんだよ、全部だめじゃーん！
＞＞一度、挫折してるんですね。
＞＞一回、挫折場所です。
きょうは入れるかな？
＞＞ただしもう一つ問題が。
＞＞大野丸は、
大きすぎて、実は入れないんですよ。
＞＞これだと？

＞＞じゃあ、あれか。
次は孝太郎君が潜るという。
＞＞シュノーケリング？
＞＞ちょっと別の秘密兵器を用意
しております。＞＞秘密兵器？
＞＞それがこちら。

＞＞おおー。
＞＞こうきましたか。
＞＞大野丸では入れない場所も航
行可能なコンパクトボート、
小野丸。＞＞これに乗るんですね。
じゃあ、大野君、よろしくお願い
します。
＞＞お願いします。
＞＞さあ、洞窟の奥にはどんな光
景が待っているのか。
＞＞楽しいね。
＞＞楽しい！
＞＞この目線が楽しい。
＞＞サイズもいいよね。
＞＞そして小野丸は、いよいよ洞
窟の中へ。
＞＞なんじゃこりゃ。
＞＞これ、波で削られて、こうな
ってるんですか？＞＞そう、
こちらは凝灰岩という岩石が打ち
寄せる波によって削られ出来たも
の。
＞＞うわ、すげぇー。
これはきれいだわ。
＞＞現れたのは、
天井がすっぽりと抜け落ちた天然
の天窓。
波で削られ、薄くなった天井が崩
れ、
このような絶景を生み出した。

＞＞不思議、この感覚。
＞＞これ、海の中だよ。
＞＞うー、
なんかグーニーズみたい。
＞＞はい、チーズ。
この逆光もいいな。
＞＞天窓洞、大野丸より、小野丸。
＞＞本当、気に入ったんだね。
＞＞気に入った！あれで、これか
らちょっと使おうよ、あれ。
＞＞ちなみに、
海底火山が集まって出来た伊豆半
島は、不思議な地形の宝庫。
中でも今話題なのが、
お蔵入りになったロケで訪れたこちら。
＞＞おー、こんなんなってんだ。
＞＞そうなんです。
＞＞こちらも天井が大きく抜け落
ちた洞窟、
龍宮窟。