これリス?◆リスは上にいます。
◆びっくりするやん。
◆ペッカリーです。
◆ペッカリーかい?
◆知ってるの?
◆ペッカリー、知ってますよ。
全部、知ってます。
◆ペッカリーって何なんですか?
◆うるさいな!
こいつなんやねん!
◆何がよ。
◆知ってるって、何ですかって、
おかしくない?◆おかしくない。
◆疑ってるやん。
◆普通やんか。
◆疑ってるやん。
知ってるって言ったら、知ってる
でええやん。
本人、知ってるって言うてるねん。◆機嫌悪いな…。
◆ほう…。
◆おもしろいですね!
◆動物がとても近いので。
◆より自然に近い。◆そうなんです。
◆それではモモコさんへ、
知らなきゃ恥ずかしいうんちく問
題!
◆近いとか、
さわれるとか
それが売りやから、
食べる…?
◆正解は、
柵やおりを設置しない。
◆ほんまや。
◆どこを見ても確かに見やすいと
いうか。
◆要は、
自然の一部を切りとって
持ってきた環境を整えるというの
が、
私たちのコンセプトなので、
そんな中に
檻や柵があるのかという。
◆だからお客さんとしてもいいし、
動物たちもそちらのほうが生活し
やすい。
◆そうですね。
◆もちろん、動物達のストレスを減らすため、
専用のスペースはあるものの、
おりなどは設けず、
可能な限り自然な状態で展示して
いるんです。
◆アルパカスペース。
◆むっちゃおもろい顔してるやん。
◆おもしろいなあ、アルパカって。
◆似てるなあ。
◆えっ…?
◆初めて言われたよ。◆めっちゃ悲しそうやった。
◆どっちかというと、その系統の
顔やん。
◆そして2人の目の前に現れたの
は…?
◆あら?
◆アメリカクロクマといいますけれども。
◆すごい大きいねえ。
◆アメリカクロクマは、実は、
ある有名なキャラクターのモデル
に
なっているんですが、ご存じです
か。
◆来ましたよ~。
プーさんですか?
◆言うた。
◆何で知ってはるんですか。
◆プーさんぽいなと思って。
プーさんか~、あれ~。
◆目立ちたいんかい。
高1のときから、ちょっとしたところで出てくるなって思ってた。
◆クマが上ってましたけれども、
あの木には、実は、本物の木とにせものの木が
あるんですけれども。
私たちとしては、
あそこであんなふうに立ち上がっ
たり、寝たりしてほしいんです。
なので、
クマの
居心地がいいような木をつくって
るんです。
◆全然見てわからないです。
◆人工的に作られた擬木(ぎぼく)を使用し、
動物にとって居心地のいい環境を
演出。
さらに、こうすることで、
腐ってしまう天然の木とは違い、
維持管理もしやすいんです。
◆次にご紹介したいのが、
シンリンオオカミなんですよ。
◆うわ~!
格好いい!
◆格好いいなあ~。
◆オオカミの迫力を出すように、