2018/10/29(月) 18:15〜19:00 キャスト[字]ゲキ論!!LGBTとりまく環境 正しい理解と支援は?“当事者”は何を思う

番組の一部に字幕のついていない部分があります。ご了承ください
きょう上期の業績を発表したJR。
天災続きの影響は大きかったようです。
JR西日本はきょう、4月から9月
末までの
純利益は前年度と比べて、
16・7%減り564億円になったと発表しました。
6月の大阪北部地震や7月の西日本
豪雨に加え、
9月の台風21号と24号の被害からの
復旧のため、
230億円の特別損失を計上しました

また、豪雨での運休や
台風時の計画運休で100億円程度の損失が出た
ということです。
続いては「ゲキ論」杉田水脈衆議院議員の
「LGBT」を巡る論文。
当事者はいま、何を思うのか?
雑誌「新潮45」で、LGBTにつ
いて
こう主張した杉田水脈氏。
自民党所属の衆議院議員です。
この「生産性」という言葉が、波
紋を広げました。
先週、騒動後初めて杉田議員本人
が公の場へ。
一方の「新潮45」。
先月、「杉田論文」を擁護するような
特集を掲載するも、事実上廃刊に。


LGBT当事者は一連の騒動に何を思うのか。
いざ、ゲキ論!
きょうはゲストをお迎えしました。
廃刊になった
新潮45の特別企画、
そんなにおかしいか
杉田水脈論文に
寄稿した
松浦大悟さんです。まず改めて、
LGBTとは何かということを
皆さんの前で
LGBT、それぞれレズビアン、
ゲイ、
バイセクシャル、
トランスジェンダーの頭文字です。
アンケート調査があります。
神奈川県の人口とほぼ一緒です。
公表したのはどれぐらい前ですか。
1年前ぐらいでしょうか。
私たちゲイは、
会社が終わって飲み会に行くじゃないですか、彼女の話になると、
彼氏のことを
彼女だと頭の中で変換をして話をするわけです。
そういうごまかしは嫌だと思った
んです。
親には私もさすがにカミングアウ
トできていませんので、
高齢なので、
話しても理解されないと思ったんですよ。新潮45のことがあって、
朝日新聞でインタビューが載った


んです。
親から電話がかかってきて、
泣きながら、
優しい子に育ってくれてありがと
うと言われたんですよ。
50も近くになって、
優しい子もないと思いますが、うれしかったです。
今回の杉田水脈さんの論文がもと
になって、
お母様に
カミングアウトにすることになった。
間接的に。
ではその杉田議員の論文はどんなものか、
8月号にのったのは、
この論文でした。
ようやくです。
これを初めてごらんになったときには、
これで傷つく方がいるのに、
何という言葉を選んでと、
びっくりしました。
言葉選びとして、
不適切だなというのは印象的です
ね。
どうですか。
杉田さんの一番の問題は、
自分が書いたことで世間が騒いで
いるんだけど、
国会議員として、
説明しないというのは問題ですね。
エッセイ自体も、

例えばLGBTは性的指向の話ですと、
趣味の話ですね。
趣味の問題というふうにやっていること自体も、
事実誤認甚だしいと。
LGBTだけではなくて、
生産性がないという、
子供をつくらないなら生産性がない、
あらゆる人を敵に回す、
政治家として、
一番言ってはいけない発言をした