へぇ~。
(
石橋さん) 待つしかないですね。
<2週間もあれば
卵を産んでいるか分かるというが>
分かりました
。
<…が!>
<…が!>
消えた!?
あら? あれ?
あれ
そうじゃないですか?
マコちゃん
こっちにいたの。いましたね。
これ
何か…。
やっぱ…
。
<そう
これは マコちゃんが自分で運んだ 防犯上の対策>
<その様子
観察カメラが捉えていた>
<マコちゃん
周囲を確認するように 目を出し→
恐る恐る
外へ>
<体の色を濃くすることで→
周りをけん制しながら→
せっせと
海底の貝殻を運搬>
<器用に
入り口にシャッター>
<タコは
海の生き物の中でもトップクラスに 知能が高い>
<こんな作業も
おちゃのこさいさい>
<でも
集中し過ぎて→
お隣さんの家に
間違って入っちゃうことも>
<住人のスズメダイに
つつかれながらも→
貝殻を拾い続けた>
<そこまでして 部屋の中を守りたかった理由は>
あっ
あっ あっ!
あっ
すごい すごい!
すごいな
。
ちゃんと…
。
ねっ
。(木下さん) ホントに。
そうですね
だから→
海藤花っていうんですよ
。なるほど。
<マダコの産卵は→
胴体からひもの付いた卵を取り出し→
ひと房ずつ
器用に 天井に付ける>
一個一個が…
。
(
木下さん) 奇麗ですね。まだ…。
こんな小さいんですか
。そうですね。
違いますね
。
<同じ軟体動物だが
イカの卵のほうが4倍の大きさ>
<しかも>
(石橋さん) そうですね 10万個産むっていってますから。
えっ!
すっごいな。
<…と
城島 気付いた>
あっ
何か マコちゃんが…。
(
石橋さん) そうですね。
やっぱり必要ですよね
。
<さらに>
なでてますよ。
(
石橋さん) たぶん 汚れも付くんですよね 期間が長いので。
そうですね
だから それを ずっと付きっきりで 生まれるまで。
うわ~
。
(
石橋さん) タコのお母さんはやり続けるんですよね。
すごい
。
すごいですよね
。
知らなかったです