うになったのに
こんな立派な奥さんをなくしちゃ
ダメですよ。
国分≫最後、毎回そうなりますね、
原さん。
堀尾≫毎回、そう言いますね、だい
たい情に訴えますね。
真矢≫ホントにただただ感情論で
す。
奥さんかわいそうだなと思って、絶
対に
こうあってほしいという願望でや
ってます。
堀尾≫慰謝料を求めるということ
自体、違和感を持ったんですけれど
も、慰謝料を求めるぐらいこの旦那
は傷ついたわけです。
ということは職業はいろんなもの
があるのに
何で自分が傷つくような仕事を選
んだんだということで、
どんなに暴言とか暴力を働いたと
しても、
リベンジとしてそれはないだろう
という気持ちを尊重したい。
真矢≫でもご自分が家に入れるお
金が少ないのにですよ。
堀尾≫それは男も悪いけど、
でも、その仕返しとしてはあまりにも…
真矢≫仕返しではないと思うけど
ね。
堀尾≫風俗で働くということがあ
まりにも理不尽なことだと
夫は思ったんじゃないですか。
国分≫必要があるのは、その意見の中で、街の声では
精神的苦痛みたいなのがあったじ
ゃないですか、
裁判では、そういうところも出てき
そうな気がするんですよ。
僕もどっちかと言ったら真矢さん
の意見と同じなんですけど、
赤荻≫本日のお悩みはDV夫から
逃れるための
お金を風俗で稼いでいた主婦。
スタジオの皆さん、今日も半々に分かれました。
では三輪さん、判決をお願いします
≫実はこれ、すごく悩むんですけれども、
結論としては慰謝料を払うという
結論です。
すごく実は難しくて、
結論に至るよく似た事例なんですけれども。
結婚生活というのは性的結合もあ
ってのものだと。
なので婚姻外性交渉みたいなこと
は
結婚生活の平和を害するというふ
うに
法律上は考えることが多いかなと。
DVに関してなんですけど、
ただ、事情によっては結論が逆にな
ると思うんですね。
例えばDVが完全にあって、そっち
が先でとなって
そこから逃れるためにということ
であれば、
結論は逆になるかもしれません。
国分≫原因がどう考えても旦那さんにあったわけじゃないですか、
こういうことをしなきゃいけない
のは。
≫そこなんですよね、
なので、原因がどう考えても旦那さんにあったかどうかというところ
が
本当にポイントだと思います。
今のVTRをご覧になったら
多分、絶対DV夫が悪いと思われたと思うんですけど、
そこが絶対にそうかというところ
は、
争いがあるという。
赤荻≫つまりDVが毎日、常態化していたのか
ってくる。
≫なので例えば婚姻関係が破綻をしていたら、婚姻関係が
破綻した後に奥さんが風俗に働き
に行ったのであれば
慰謝料請求はなしという判断にも
なると思うんですよ。
それが破綻後によそで性交渉を持
っても
それは不法行為ではないと考える
ことができるんで。
これはすごい難しい事案だったん
で
皆さんおっしゃってることは多分
正解だと思います、
解釈としては。
国分≫誰も納得できないような。
赤荻≫今回のケースでは夫のDV
は
考慮されているんですよね?
≫考慮されて、慰謝料の金額というところで
それが加味されました。