カウンターなんか、皆おさめに行
くでしょう。
◆今聞いたらベスト3ですやんか、
大阪の。
◆そうそう。
◆お好み焼きで言うところの。
今ほんなら、17から来てたら何
年目になるんですか。
今はもう?
20年ぐらい?
◆20年、ほなずっとそこから。
◆ずっとではないですね。
◆1回やめました。
出ていきました。
◆わかります。
社長、しゃべり屋やからでしょう
?
社長。
しゃべったらとまらへんからでし
ょう?
◆もうとにかく、重いもの持つと
かが嫌だったんで。
◆子供か!
◆朝は起きてけえへんし。
◆朝起きるの嫌、
重いもの持つの嫌、それはいつぐ
らいですか。
◆10代のときですね。
◆10代のとき?
◆いつも朝、マンション、きょう
は来えへんなと思ったら
寝過ぎて、嫁はんが自転車で走っ
て、マンションの扉
ボンボンたたいて起こして。
◆ピンポンで起きないでしょう。
◆若いからね、何ぼでも寝れるん
ですよ。
お母さん、バン!何してんのあん
た!って。
◆そう。
出てこないからね、蹴るんですよ、
ドアを。
◆ならもう。
◆恥ずかしいから出てくる。
◆嫌になったんですか、それが。
◆そうですね、その当時は…。
◆やっぱりね。
◆社長に聞いてないんです。
社長、社長はもうほんま
学生を相手にしてるから
おしゃべりが達者過ぎます。◆当時、
だからよく遊びに行ってたんで、
夜中まで遊んだりしてたんで。
◆仲間とね。
◆そうです、そうです。
やめろってなったんですか。
◆本人は飛んでしまった。◆本人が来おへんようになって。
どれぐらい来なかったんですか、
ここには。
◆どれぐらいですかね。
何カ月やとは思いますけど。
◆お母さん覚えてます?
そのときの状況って。
◆あのね、その来る前に1回来て
るんですよ。
自転車の鍵を落とした言うて。
◆ここで問題!
◆若い時はね、
いろいろと遊ぶのも楽しいですから、
どうしても仲間と夜遅く、
朝方まで遊んでしまうと、
仕事に来ないこともあったそうで
すが、
1度逃げ出して、
ただ、戻ってきたんです、自転車の鍵をちょっとなくした言
うて戻ってきたんですけど、
その理由でございますね。
何でうそまでついて
戻ってきたかという理由でございますが、円さん、
わかりますでしょうか。
◆自転車の鍵を
まあ失ったんだけど、要はい
ろんなことを彼は
朝は起きないし、
それでもう、出てしまうという、まあ、
若いときはよくあるパターンにし
ても、
なかなか自分の道も
同時に見失ってしまった。
◆なるほど。
自分の道まででも鍵と一緒に。
◆そこで社長が
ノープロパンガスって言ったんちゃいます?
◆ノープロブレムです、それは。
◆ノープロブレムというのは英語
で、ノープロパンガス。
あるいはノープロ野球ニュースとも言います。
◆言わないです。
◆絶好調じゃないですか。
◆それはきのう大仕事終えてます