今後の目標といいますか、そうい
うのはございますか。
◆そうですね、もっといろんな人
に知ってもらって、もっと大きく
してけるように頑張ります。
◆すばらしい。
そう思ったら、社長…。
オーケーです。
社長、安心。
オッケーです、2分オッケー。
辛抱もできますね、社長。
辛抱強い、やっぱり。
昭和の男は辛抱強いし。
社長一言、例えばアドバイスする
としたら、三代目には何という言
葉を?
◆ものをね、売って、もうけたらいいねんという考えじゃなしに、
その人がこの道具で商売繁盛して
もらうということを
一番に考えてね答えていけばいい
んとちゃうかな。
◆その言葉を受けて。
◆それプラス、自分のやり方でや
っていこうと思っています。
◆頼もしいですね、ほんなら。
聞きながら。
すばらしい。
これ、ぜひもらってください。
こちらの皆さんに「となりの人間
国宝さん」、認定させていただき
たいと思いますので。
◆こんないいもんもらっていいん
ですか。
◆もちろんです。
◆ほなここからバトンタッチ。◆バトンタッチで。
◆裕、ちょっとこれ受け取って。
◆ものづくりに熱い情熱を注ぐ社長。
その背中を追う三代目の心にも、
ガスの炎よりも熱い情熱の
青い炎が引き継がれるのです。
◆飲みに行ったりとか。
◆飲みには行かないですね。
◆飲みませんの?
飲まんとあんなしゃべってるんで
すか。
◆えっ…。
◆食べに行きますけどね、たまに。
◆社長、趣味は何なんですか。
◆趣味?
求めてはる人がおったら、必要と
されるものがあれば、
その人のお役に立てるようなこと
に対しての
ボランティアなり、
まあ、その人が成功する方法とかを
いろんなアドバイス…。
◆どんな趣味なんですか、それ。
◆だから…。
◆黙って、これ持ってきて講演会
しようとしているでしょう、
社長!
僕にはそんな時間ございません。
◆これも10軒行って断られて、
できへんねって言うて、ここへ求
めてきはったやつを今、現実に一
つの商品にしたわけ。
◆商品にしてこれ何用なんですか。
◆これは、コーヒー豆を焙煎しは
る会社があって、それの大型機械
はあるんやけど、小型機械がない。
◆いつかドラマになりますわ、社長。
◆長くなるで。
◆わかります。
だから今まとめて帰ろうと思って
ますんで。
◆オッケー。
◆だから、頼まれたものは、
何が何でもつくりたいということ
ですね?
◆まあ、つくるだけじゃなしに応
えていきたいというね。
◆そういう事ですね。
◆すばらしい。
これぞ町の工場の鏡ですよ、
社長。
いや、すばらしいです。
◆日本一!
◆ということで、
大阪で
最初にガスというものの、
今たこ焼きがこんなにはやっているのも…。
大阪の代名詞じゃないですか。
それも言うたら
◆とんでもない方ですよ。
パイオニアですよ。
◆お父さんがもともとはというこ
とですから。
◆仕事な。
お好み焼きとか、いろんなお店が
あるけど、みんなお世話になって