日本企業がこれからも
危機にあって、外国人経営者を
外から迎え入れる。
これは増える気がするんですが
日本企業はどう向き合っていけば
いいでしょうか。
真山≫外国人経営者は増えると思います。
グローバル化したい企業が
すごい多いですから。
そういう意味では
トップを外国人にすると
少なくとも見た目は
グローバル企業になりそうな
感じになる。
ただ、いざ外国人の経営者を
招いた瞬間に
日本的な体質は
改めなきゃいけないという
厳しい局面が出てくる。
そろそろ、日本は
たてつけだけグローバルとか
たてつけだけ戦略的という
言葉をやめて
本来我々はどこに向かうべきかを
自分に問うときがきています。
有馬≫以上、真山仁さんと
中西孝樹さんと
お伝えしました。
田中≫今後の捜査ですけれども直近3年間の有価証券報告書に
合わせて30億円の報酬を
少なく記載した疑いを中心に
進められるものとみられます。
またゴーン前会長をめぐるさまざまな
資金の流れについても
捜査を進めるものとみられます。
有馬≫この事件
いまだ疑問が残りますのは
なぜ、あれだけの名を遂げ
高額の報酬をもらいながら、ゴーン前会長が
不正に走ったのかということです。
なんとも釈然としません。
ただはっきりしているのは
日産という組織が
その不正を
見過ごしてきたことです。
経営者を海外からも迎える
この時代。
強いリーダーを組織として
いかに迎え
いかに生かし
いかに制御するのか。
日本企業の大きな課題です。
2018/11/25(日) 21:00〜21:50
NHK総合1・大阪
NHKスペシャル「ゴーン・ショック 逮捕の舞台裏で何が」[字]
世界に衝撃を与えた、日産ゴーン元会長の逮捕。捜査はどのように進められ、どのような思惑が交錯していたのか。ルノーや捜査などの関係者への取材から逮捕の舞台裏に迫る。
詳細情報
番組内容
日産自動車のトップに君臨してきたカリスマ経営者、カルロス・ゴーン元会長。金融商品取引法違反の疑いによる突然の逮捕は、世界に衝撃を与えた。日産と連合するフランスのルノー社内は騒然。フランス政府も捜査の行方を注視している。捜査はどのように進められ、どのような思惑が交錯していたのか。番組では、不正資金の迂回路となっていた、海外の現場を取材。日産やルノー、捜査の関係者への取材から、逮捕の舞台裏に迫る。
出演者
【出演】小説家…真山仁,ナカニシ自動車産業リサーチ代表兼アナリスト…中西孝樹,【キャスター】有馬嘉男,田中泉
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ニュース/報道 – 報道特番