2018/12/01(土) 13:05〜13:50 西郷どん(44)「士族たちの動乱」[解][字][デ][再]


合わせて600もの[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩士族が一気に職を失ったっちゅうこっじゃ!
鹿児島には ろくな食いぶちもなか。

しかもじゃ そん600人は→
実戦を重ねた精兵じゃ。
もし そん連中が日を追うごとに くさり→
政府への不満を暴発させたら
のう 俊斎…→
どげなこつになっか。
<大山の懸念どおり→
西郷を追って鹿児島に戻ってきた
士族たちの数は増え続け→
町には不穏な空気が満ち満ちていました>
(犬の鳴き声)
ま~た懲りずに来おった。
御免やったもんせ!
失礼いたしもす。
西郷先生は?
申し訳なかどん
今日も兄さぁは おいもはん。
(熊吉)朝早くに出ていかれもした。


(別府)今日は どこへ行かれちょっとじゃ?(熊吉)さあ?
さあち…。
小兵衛とぼけちょらんで教えてくいやい。→
西郷先生を頼りにしちょっとは
ここにおる者だけじゃなか。
おやっとさあです。
ほんのこて 旦那さぁの行き先は私たちにも よう分かいもはん。
お引き取りを。
じゃっどん [外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩へ戻ってくる者は日に日に増え続けちょいもす。
西郷先生が立ち上がらん限り
いずれ必ず とんでもなかこっが起きもす。
逃げんでくいやんせ。
西郷先生に そうお伝え下され。
勝手なこつを言わんでくいやい。
私には 政のことは よう分かいもはん。
じゃっどん 皆さぁを見ちょっと
腹が立って しかたがなか!
糸さぁ。
旦那さぁは こいまで新しか国をつくるために→
脇目も振らず走ってこられもした。
そいだけは 私にも よう分かいもす。
そいを ずっと近くで見てこられた
皆さぁが→
今度は自分で走る番じゃなかとですか!
どうか お引き取りを。
桐野。
♪♪~
<この日
洋行帰りの村田新八と川路利良が→
新たに設立された内務省を訪れました>

(新八)[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩の見知った顔がほとんど おらんようになったのう。
(川路)いかにも。
(従道)みんな おいの説得を聞かず→
政府のお偉方も引き止めたが
そいも振り切るように→
兄さぁを追っていってしもた。
(川路)無理もなか。
(新八)信吾は よかったとな?
ここに残って。
まさか お二人まで
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩に帰るなんち言わんでしょうね?
せっかく欧米で学んでこられたことを
無駄にせんでくいやんせ。
西郷従道です。
(大久保)入れ。失礼いたしもす。
<参議兼内務[外:725B24C5997D38268FD2127520E5B3E8]となった大久保は→
治安維持や殖産興業を所管し→
強大な権力を握る
内務省の頂点に君臨していました>
(英語)
では また明日。(一同)はっ。
こっちから呼び立てたのに
待たせて すまんかったな。
さて 要件だけ単刀直入に申す。
2人には おいの手助けをしてもらいたか。
既に聞き及んでいるち思うが→
吉之助さぁの後を追って多くの者たちが[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩に帰ってしもた。
陸軍からも警保寮からも…。
陸軍の立て直しは長州の山県が急ぎ行っちょいもす。
つまり警保寮の立て直しを おいたちに?

とりわけ西国各地では士族の不満が ますます高まっちょっ。
政府として
そげな連中を厳しく抑え込み→
禍根を断たねばならん。
2人とも… よかな?
そいは 命令でごわすか?
そんとおりじゃ。 腹をくくれ 新八。おいに ついてこい。
んにゃ… そん前に聞きたかこっが。
うん?
吉之助さぁは
ないごて政府を去ったとでごわすか?
(新八)吉之助さぁが自分で作った政府を→
自ら去る理由が おいには分かいもはん。
自分の役目は終わった。
そう言うて [外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩に帰った。理由は そいだけじゃ。
そいだけち…。
ほんのこっでごわすか? 一蔵さぁ。
大久保[外:725B24C5997D38268FD2127520E5B3E8]。
手短に。
(川路)おいを お取り立て下さったのも