のりお・よしおの。そうですよ。
(昴生)亜生は だって
のりお師匠の…。
(亜生)
これ 私物なんですよ。大ファン。
(亜生)
大ファンで僕 何やったら…
よし!
いいよ~。
ほんなら お前は。
(亜生)嫌っ! 嫌や。
<1975年
西川きよしの弟子だったのりおと→
2代目B&Bで
島田洋七の相方だった→
よしおで結成したのが→
西川のりお・上方よしお。>
< のりおの豪快なダミ声と→
よしおの歯切れのいいツッコミで…>
はぁ~。
<舞台に立っても僅か500円。>
< お笑いの
厳しい現実を→
目の当たりに
するのだった。>
< しかし
そんなわびしい日々の中で…>
あはははは!
お前も好きやないかい。
<明石家さんまと
一緒に向かった先は 夜の街。>
< そこで。>
おお おお。
< のりおにしかできない
ナンパ術が炸裂する。>
イェ~イ。
<商売道具ともいえるネタを→
自分の
欲望のために使うのだった。>
(2人)ええ~っ。
さいなら。
よっしゃ~!
ラッタッター ラッタッター!
楽しい3人組やなぁ。
<ミナミの街でナンパに明け暮れた→
のりおとよしお。>
< さんまと共に 女を求めて…>
のりおちゃん ポーン!
< そんな生活を毎日続けていた ある日。>
あ痛たたたた! 痛い。
痛たたたた!
「ラッタッタのしすぎか?」。
<翌日 病院で医師から伝えられたのは…。>
ええっ!
見してみ これ。
< まさかの症状に
見舞われたのだった。>
< そんな2人の
地道な活動もあってか→
知名度は徐々に高まっていき…。>
<絶大な人気を誇るように。>
<世は まさに空前の…>
恐ろしい3人やな。
<次から次へと仕事が舞い込み→
2人の日常は一変。>
えっ?
<ダブルブッキングトリプルブッキングは当たり前。>
<気が付けば
物理的には不可能な→
殺人的スケジュールに
追われる日々が到来。>
すてきなゲストの方が…。
ああ~ はいはい はいはい。
どうも ホーホケキョ!
ツクツクボーシ ツクツクボーシツクツクボーシ!
奥さん 奥さん
ええ仕事しまっせ!
< どんな番組かも知らないまま
暴れるだけ暴れると…。>
はぁ はぁ はぁ。
(2人)ええ~っ!
< すぐに大阪へ とんぼ返り。>
<多い時には…>
< すると。>
(2人)なはははははっ。
<漫才ブームの波に乗り→
2人の月収も うなぎ登り。>
< ついに100万円の
大台を突破!>
< しかし 喜びも つかの間→
厳しい現実をその後 思い知る事に。>
あのよ…
<更に。>
おい 何や…
これ…。
< よしもとの月収100万円は→
東京の数千万円だと発覚。>
< その後
売れてもどうにもならない→
呪縛に悩まされるのだった。>