ばが入ってるそばなんですよ。
>>なるほど。
>>そうなんですよ。
でも人気が出過ぎて、この辺の人
は、毎朝、
回数券を買って食べるんです。
>>1949年・昭和24年から続く姫路駅名物の立ち食いそば屋
さん。
高岡さんは学生のころ、よく通っ
たそうです。
>>食券ですけど、天ぷらを買ってください。
ここは天ぷらと決まってるんです。
>>えっ、えっ。
>>この天ぷらを味わっていただ
かないとという。
>>天ぷらそば。
>>これ、
職権乱用ちゃいますの?
>>ちょっとちょっとちょっと。
食べさせへんで。
すみません、ありがとうございま
す。
はい、どうも。
>>これをね、
いっていただかないとあかん。>>戦後間もないころ、当初はう
どんを出していましたが、時間が
たつと伸びてしまうのと、日もち
がしないので、試作の末、かんす
い入りの中華麺となりました。
>>おいしい、おいしい。
日本そばちゃう。
庶民の味方って感じですね。
>>これ、昔はこの丼持って電車
乗れたんです。
>>えっ?
>>だから後ろ見てください。
今はもう持ち込み禁止になっちゃ
ったけど。
>>その昔の名残で、
今でもわざわざ電車内への持ち込
み禁止の注意書きがあります。
>>先生ね、
そのいきなり、
がんがんがんがん食べてどうする。
>>うるさい。
>>ようあるパターンですよ、地
元に帰ってきたら、めっちゃ張り
切るタイプ。
>>天ぷらがね、
汁吸うて、
ふにゃふにゃになったところをね。>>これぐらいふにゃふにゃのほ
うがいいですよね。
>>いいでしょ。
>>エビあった。
この感じ。
そんな大きないエビなんで、
ちょっとの、これがええねん。>>あった、あった。
ちょっとした幸せやね。
>>天ぷらとだしの相性がよくて、
また溶けたときにおいしいんです
よね。
>>おいしいですね。
>>かつおだしによく合う天ぷら
にしてあります。
>>言うたでしょ、溶けてから食
べてくださいって。
>>このエビのあとでエビあん飲んだらうまいで。
>>もう、2回目はだめです。
>>腹ごしらえができたところで、
改めて姫路城へ。
>>いい絵が撮れるな。
>>いいですね。
3匹のオッサン、絵になるわ。
>>ですね。
その親指立ててる意味がよくわからへんのやけど。
>>いきますよ。
>>単に記念撮影ですけどね。
>>テレビを忘れてまるで慰安旅
行です。
さあ、いよいよふだんは見られな
い姫路城の非公開エリアへ。
>>今回、
姫路城の非公開エリアを紹介していただきます、
姫路城の生き字引の安信さんです。
>>姫路城管理事務所の安信と申します。
よろしくお願いいたします。
>>もう安心と信頼でございます
から。
安信さん。安信さん、これ、ここからが。
>>非公開部分になりますので。
>>ね、非公開ですよ。
>>小天守?
>>そうです。>>連立式天守という建築様式で、
ふだん公開されている大天守につ
ながった小天守の内部が非公開エ
リアです。
>>小天守に入られるんですか。
非公開ですよ。
>>少年時代、
非行かい?