（中条）あっ そう？
ハハハハ…！
マグロ１匹から８貫しか取れない脳天肉は→
お寿司でいただきます。
（中条）ものすごくキレイだと思わない？ 筋が。 ねっ？
（店員）はい。
そのお味は？
やっぱりね。
お次は…。
炭火で表面をカリカリに。
中は ふっくらジューシーに焼き上げれば 完成。
コラーゲンも豊富なひと品。
実は 中条さんゼラチン質が ちょっと苦手。
続いては目玉。
煮付けがオススメでこちらもコラーゲンたっぷり。
女性客に人気のひと品。
こればっかりだけどね。
そして 頭の上部にあり→
程よく脂が乗った こめかみをお寿司で。
続いては…。
…っていう肉を出します。
字のごとく のどの裏の肉。
市場に出回る事すら めったにない希少部位。
見た目も確かに お肉のよう。
１９部位目だが迷わずひと口で パクリ。
うん…。
（中条）そうか そうか…。
（中条）魚にしてはね…。
はい。
かむと 程よく食感があり→
馬刺しのような味わいと例えられる事も。
ここまで食べたのは１９部位。
もはや マグロは ほぼ骨だけに。
保存状態を良くするため→
水揚げされたマグロからすぐに抜き取られてしまうが→
内臓も
れっきとしたマグロの部位。
まずは 卵。
粒の直径は１ミリほど。
バター醤油で焼くのがオススメで→
高温でサッと焼き上げ→
身が花のように開いたら
出来上がり。
そのお味は？
うん…。
ハハハハ…！
おいしい顔だったよね あれ。
（中条）タラコ わかるでしょ？
（店員）はい。
お次は胃袋。
丸ごとボイルしたものを薄く切り→
酢みそをかけて食べるのが
オススメ。
「酢みそ かけてる時点で もう…」
「（一同 笑い）」
そして 心臓は生で
レバ刺し風にして いただきます。
「ハハハハ…！」
更に 白子はひと口サイズにぶつ切りにし→
天ぷらでいただくのがオススメ。
岩塩をつけて パクリ。
（店員）ありがとうございます。
「あー 良かった 良かった」
ここまで２３部位。
残りは テール 中落ちエンガワ。
テールはステーキで
中落ちは軍艦で パクリ。
まさかの結論。
３時間かけた このロケも残すは いよいよ１部位。
（店員）このエンガワなんですよ。
ヒレの付け根の部分ですね。
（中条）あっ そこの上の部分の事？
（店員）そうです はい。
ラストはヒレの下 エンガワ。
中落ちなどと違い身がしっかりしていて→
スプーンで取っても崩れない。
マグロ１本から１０貫ほどしか取れない希少部位。
「めちゃめちゃキレイ」
さあ そのお味は？
うん。
（店員）ありがとうございます。ねえ。
あー エンガワって
みんな おいしいんだな そこそこ。
よくわかったよ でも
中条さんだから。
ハハハハ…！
素晴らしいリポートでした本当に。
わかりやすかった 非常に。
もう 本当に素晴らしいリポート。
いいものは いい。
いいものは いい。
いらないものはいらない。
（一同 笑い）
芸人 狩野英孝が
歴史ある文化や技に触れ→
日本の伝統を伝えるシリーズ企画。
♪♪～「消え失せ」
今回は 普段めったに見られない→
歴史教科書に載っているものの本物を巡ります。
教科書の写真ではわからない