（恩地）いや その…いいですよ
色の黒い芸者っていうね
ワンシーンしか出ない役だったんだよね
田舎芸者が入ってきた
それだけの…
ワンシーンしか
出ないの
それがさ 十何年ね
はあ～それは 俺はビックリしたね
王妃なんだよ
ええ
バーッとね 裾の長いね
あの 着てね
王冠つけてね パーン…
あの広いね日生劇場の舞台をね
ビックリしたね
そうですか
さっき[外:6F03A512FAAD6B4DC4B66DA4818CF6EB]
そうですよ 必ず その最初の黒い
[外:C06A278CFFC82DDC67709E5E9577F148]んですから
どこ行ってもですよそこから始まったんだから
僕らの出会いは
いや 日生劇場で[外:6F03A512FAAD6B4DC4B66DA4818CF6EB]
＜アハッ
思い出話は尽きないようですが＞
＜ここで 恩地監督とは お別れ＞
若い時のことを知っている人っていうのは
何か ちょっと
恥ずかしいような うれしいような
そう まったく恥ずかしいこと
ばっかり出てきますけど
うれしいです
そうですね
やっぱり
忘れちゃならないことだし
相当 恥かいてきました
それを改めて自分を知る材料になります
＜市原さんの若き日の
貴重なお話が聞けたのでした＞
＜続いては 市原さんの大好物が
いただける 行きつけのお店へ＞
いやあ 落ち着きましたね
ホッとしましたね
おなかもすいたし
はい
いつも こちらでは
何 召し上がってるんですか？
いや いいですけれども
安住さん これ どうぞ頼んで
焼き鳥ですか？
ホントに決まってますよね決まってますよ
ああ ありがとうお願いします
では いただきますいただきます
＜さっ お味はいかがですか？＞
おいしいおいしいですね
この手羽が また
ことさら おいしいです
いただきます
うん もう少しガリガリしたイメージですけど
ふっくらしてて お肉が
来ましたー来ましたー
大変お待たせしました
こちらが たらこの釜飯と
あとこちら エビの釜飯です
周り熱いので気を付けてください
大体 少し待つんですね
蒸れるのが
だから 来てから
すぐフタ開けないの 私は
かっこいい
ゆっくり話して
焼き鳥をゆっくり食べて
で まあ…
それで開けるでしょ
そしたら アー！
すごいたらこ 見て
いや あの…
でもほら 時間があるからね
それで こうなるでしょそしたらよ
この周りをですよ
バッチリほぐしますよ
この焦げがいいんだから ここが
安住さん どうぞ ご自分のやっていいんですか はい 分かりました
こういうふうにやって
全部 はがしますね
そうすると 中の…
もうちょっと つけとくともう少し お焦げになるんじゃ…
そうね あなた よく知ってるんだ
私 教えてるけど
うん
銀ブラのあと いいでしょいいですね
ゆっくり ここでね
＜と ここで市原さんの携帯に着信が＞
＜誰でしょう＞
はい はい
はい
は～ よかった
こちらは今 「鳥ぎん」で
安住さん はい
そして お土産も頼みました