2019/01/30(水) 15:50〜17:53 ten.【若一調査隊!広島“福山城”へ「京都・伏見城」との深い関係とは】[字]
警察学校で法律などの知識や逮捕術などの実技を学んだあと、
3か月間の交番での職場実習に移
ります。
今回の事件は、この交番での実習
の期間中に起きました。
機関中、
当時19歳で未成年だった元巡査にも拳銃が貸し与えられていまし
たが、今回はこの拳銃が犯行に使
用されたのです。
現在、少年法の適用年齢を18歳
未満に引き下げることが議論され
ていますが、20歳未満は、
一律で未成年とする現在の制度のひずみも指摘されています。
>>未成年ですから、
成人としての自覚も責任もないわけです。
やはり拳銃を持つ以上は、
成人としての責任と自覚を持たなきゃいけない。
そういったことが法制度上欠陥に
なってたと思います。
少年法を引き下げないんであれば、
20歳まで拳銃は持たせない。
少年法の適用対象を18歳まで引
き下げるんであれば、
このまま拳銃を持たせてもいいと
思います。
>>きょうの初公判で元巡査は、
起訴内容を認めました。一方で弁護側は、
教育係だった被害者から、
書類の作成などについて繰り返し叱責されていたと主張。
さらに。
>>元巡査は井本さんにお前があほなんは、
親があほやからなんとちゃうんけ
?と言われ、
この人が死んだら楽になるという
考えでいっぱいになった。
>>弁護側は、犯行の動機につい
てこのように述べ、元巡査が事件
当時、
心神耗弱だったとして刑を軽くするよう求めました。
一方、
検察側は元巡査が事件発覚を遅らせるため、交番に鍵をかけたり、
制服を脱いで逃走したりするなど、
合理的な行動を取っているので、刑事責任能力はあったと指摘して
います。
未成年の警察官によって引き起こされたとされる今回の事件。
法廷で真実は明らかにされるので
しょうか。
>>改めて中継です。
江坂さん、
被告のきょうの様子はどうでした
か?
>>黒のスーツに青ネクタイ姿で
現れた元巡査ですが、落ち着いた
様子で、法廷に入りました。
深く時折ため息をついて、前をじっと見つめ、終始、
落ち着いた様子で裁判を聞いてい
ます。
>>きょうの法廷で、
新たな事実は明らかになりましたか?
>>検察側の証拠で事件当日、
2人を、
元巡査と井本巡査長を目撃してい
た情報が入っています。
一般市民の方の証言によりますと、
元巡査を、
井本巡査部長が強い口調で、
大きな声で叱責していたということです。
元巡査は萎縮した状態だったとい
うことです。
>>分かりました。
>>現在、
証人尋問が行われていまして、
同僚の巡査が話しているんですが、
井本巡査部長の指導は、細かいと
は思ったが、
理不尽なものではなかったという
ふうに話しています。
>>分かりました。
増田さん、
この地域を守るはずの交番で起き
た事件。
この叱責に関しても理不尽なもの
とは思わなかったという証言もあ
るんですよね。
>>それでも本人が理不尽である
とか、これはどうなんだと思った
ときに、
ちゃんとそういうことを訴える場
所っていうのがあったのか。
それでないのであれば、
そういう場所が設けれるような感じに、今もう、
それから動いてるのかどうなのか
というのも気になりますし、
その拳銃の所持の年齢だけじゃな
くて、
やっぱりその養成期間中に拳銃を
持つっていうこともどうなのかっ
ていうその話し合いもちゃんと進
んでいるのかっていうのはちょっ
と疑問に思います。