2019/01/30(水) 15:50〜17:53 ten.【若一調査隊!広島“福山城”へ「京都・伏見城」との深い関係とは】[字]
世界的に来ていただきたいというのが基本でございますよね。
協会だけでなく、
いろんな関係団体、
機関が海外に出向いてお願いに上
がりました。
1500万人集まらないと赤字に
なりますのでね。
>>期間中の来場者数は、220
0万人と、当初の想定を大きく上
回り、
大成功ともいえる成果を上げましたが、協会が立ち上がったころは、
万博自体が逆風にさらされていた
といいます。
>>愛知万博の構想が、バブルの
ちょっと手前ぐらいで提案されて、
それからかけ落ちるように、
景気が悪くなってきたわけですよ、
バブルがはじけて。
>>愛知での万博開催が決まった1997年。
バブル崩壊により、
株や不動産の価値は急落し、
銀行が相次いで経営破たんするな
ど。
>>社員は悪くありませんから。
>>当時は金融危機の真っ只中だ
ったのです。
>>国もまさに精神的に応援をしたい。
あんまりお金のほうはたくさんな
いよ!
>>時の総理大臣すらも、金の心
配をするほど。
さらに。
>>博覧会協会が設立されてから1年半余りたったあと、
万博の開催が危ぶまれるほどの大
きな計画変更を余儀なくされたの
です。
>>その原因はなんと、鳥の巣。
万博で自然との共生をうたってい
るにもかかわらず、当時、
絶滅の危機にあったオオタカの巣
が会場予定地で見つかったのです。
>>なんとか共存共栄を図れない
ものかと、
これはわれわれも最大限の力を入
れて、
検討をし、知恵も出し、これから
勉強したいと。
>>自然保護団体の反対もあり、
当初予定していた瀬戸市から長久手町にメイン会場が変更され、規
模は3分の1へと大幅に縮小。
会場の建設や予算なども、抜本的な見直しが必要となり、協会は難
しいかじ取りを迫られたのです。
>>何か事業を進めようというのには賛成派もいれば反対派もいる
と。
たどりつくまでいろんな議論があ
る、かんかんがくがく、
けんけんごうごうの議論があって、どういう博覧会を目指すかという
ことを、ある程度コンセンサスを
得て、着地点ですよね。
>>今のところ、
大阪・関西万博に対して主だった反対の動きはありませんが、
400億円に上る経済界の費用負
担についての議論はまだこれから。
地震や台風など、
甚大な自然災害への対応策についても検討する必要があります。
さらに、
IRの誘致もまだ決まっていない中で、
会場の整備計画を進めなければな
らないのです。
>>概算の大枠みたいなものの算
出っていうのは、
あるっていうのは承知しておりま
すけれども、まだまだこれからで
すね、しっかり計画を作ってやっ
ていかなきゃいけないと思ってま
すし。
>>協会事務局は、
年内をメドに具体的な会場プラン
や、資金計画を作る方針ですが、
今後、
さまざまな課題に向き合うことになりそうです。
>>ようやくこの運営組織が立ち
上がったわけなんですけども、
赤星さんもね、
アンバサダーでいらっしゃいますよね。
>>そうでしたけど。
誘致のあれだけね。なんですけど、でも、これって、
万博ってすごく大きなことじゃな
いですか。
でも、
何やるにしても課題っていうのは、絶対に出てくるものですし、
それをクリアしないと、
何をするにも、
すばらしいイベントっていうのは、
成功に終わらないわけですから、そういう意味で言うと、
これだけ大きなことやるわけです
から、課題っていうのは、
多いのが当然だと思いますけどね。
>>なるほど。
その愛知万博のときほどの逆風は