ときに蹴られたり、
たたかれたりされています。
先生、どうにかできませんか?と、
本当に10歳の女の子が本当にこ
れ、
勇気を振り絞って書いたと思うん
ですよね。
なんですけれども、
こともあろうか、このアンケート自体を、
お父さんから見せろと言われて、
市教委の人が威圧を感じたということで、
見せてしまうと、まさに暴力に屈
したということですけれども、
これで最終的に悲劇を迎えてしま
ったということなんですね。
>>なんで約束を守りますと言い
ながら、
大の大人が約束を守れないんです
かね、若一さん。
>>この容疑者ですね、
どうかつ的な体質があるようですよね。
だからまず学校に対しても、
それから児相に対しても、そしてこの教育委員会のアンケート渡し
た次長に対しても、非常にどうか
つ的に対応して、対応したそうい
う人たちは、
みんな威圧や恐怖を感じたと言ってるわけですね。
ここで言えるのは、
やっぱり行政関係者が非常に今、
どうかつに対して弱くなっている
ということです。
市民からのどう喝だけじゃなくて
政治家からのどうかつも含めまし
て、
どうかつに対してきぜんと対応しようというそういう姿勢が維持で
きていない、そして自己保身のた
め、自己保護のために、子どもた
ちの保護ということを後回しにし
てしまってるわけですね。
そういう自分が威圧感を感じたの
ならば、同僚に相談するとか、上
司に問いかけするとか、そういう
組織内で連携もできていない。
そこが一番大きな問題ですよね。
>>それ以上に、毎日、暴力を受
けている、この子の立場になって
考えたら、有馬さん、本当ありえ
ない対応だと思うんですけれども。
>>若一さんが言われたとおりだ
と思うんですけれども、
まず自分を守ってくれるのは親だと思うんです、子どもは。
その親が信用できなくて、
ほかの人にいちるの望みを、託して、その内容をね、
もう助けてという悲鳴を上げてる
ことを、
その親に平気で話すっていうこと
は、今、本当に若一さん、
言われましたけれども、絶対にや
っちゃいけない、
大人がやっちゃいけない最低の話
で、
全部暴露されたら、
もっと大変なことになることぐらいは想像がつかなかったのかと。
役所の人でもというふうに思いま
すね。
>>これは本当にひどいんですけ
れども、
今回の件に関しては、これだけじ
ゃなくて、
やはり何回も窮地から救ってあげ
るチャンスがあったと思うんです。
ちょっと時系列で見てみたいと思
うんですが、救えるはずのポイン
ト、3回、問題が3つあったと思
います。
まず1つ目は、
もともと沖縄県の糸満市という所に住んでいて、そこで学校に通っ
ていたんですけれども、そのとき
に、
親族から市に、
お父さんが心愛ちゃん
をどう喝しているという情報が、
相談が寄せられたと。
でも糸満市はそれを確認できなか
ったということで、
こういう相談がありましたよって
いうことを、
転校先に伝えていない、
この情報をまず共有できていなかったというのが1つの問題なんで
すね。
その後、今回のアンケートの話が
ありました。
アンケートを結局、親から言われて見せてしまった、これ、
やっぱり問題の2つ目になると思
います。
この間、
一度、
児童相談所に保護されたんですけ
れども、その後、解除されて、お
父さん、