かわいい。こんにちは。
◆こんにちは。いらっしゃいませ。
◆朝の「よ~いドン!」という番組で。
こんにちは。
◆いらっしゃいませ。どうぞ、お入りください。
◆ここは何?
串カツ屋さん?
◆ここはパン屋なんですけれども。◆パン屋さんなの?
◆関大前でパン屋をやっておりまして、今年で20年になるんです
けれども。
◆Tシャツは完全な串カツやん。
◆こっち、出るときは串カツで。
◆仕込みのときは、この格好で。
◆ほかの店でつくっているという
こと?
◆そう、そう。関大前で、
江坂にもパン屋があります。◆ちょっと待って、
これ何、これ。
これ何やこれ。
◆これ、そうなんですよ。
2014年、関大前の
八光さんに来ていただいたんです。
◆以前、関大前駅で
八光君が訪れたパン、
ラパン。ニューヨークで
パン屋さんを開く夢を持つ奥さん
が
強引に旦那さんを転職させ、
本当に人気のパン職人にしたということで、
人間国宝さんに認定しました。
そんな2人が
こだわりの自家製パン粉を使った
串カツ店を
江坂駅周辺で
オープンさせていました。◆それでかあ。
俺が来たとき、
あんま驚かへんかったの。
◆そんなことないですよ。
◆当たり前みたいな顔してた。
ほんで、ペラペラ、聞きもせんの
に…。
◆もともと私が
アメリカに留学してたので。◆誰が?
◆私が。
留学してたので、将来は
2人でニューヨークとかに住めた
らいいなというのが始まりだった
んですよ。
仕事がないといけないでしょう。
だから、パン屋になりぃ言うて。
◆えげつないなあ。
なら、串カツやろう言うたの誰や
の?
◆私です。
◆そやろ?
◆私です。
◆ご主人が偉いわ!
◆言いなりですわ。
◆言いなりや、ほんま。
◆言いなり串カツです。
◆言いなり串カツ?すごいなあ。
◆食べてください。
主人がつくりました。
いかがですか。
◆うまい。
生姜がちょうどええぐらいやわ。
◆ええぐあいで。
◆ええぐあい。
うまいねえ。
◆ありがとうございます。
◆で…。
◆ニューヨーク行きたいなと思っ
てたんですけど、
まあまあ、店がふえて、
いろんな仕事をし出したので、
過去の夢になってたんですけど、
1人のアメリカ人が
関大前の店にあらわれたんです。
で、自分は
こういう者や言うて、
阪急百貨店のニューヨークフェアの
プロデュースをやっているので、
それを手伝ってくれないかって言
われたんです。
で、すぐにニューヨークへ
3週間、修業に行ってくれって言
われたんですよ。
◆それ詐欺やろ。
◆私もそう思いました。
怪しいと思って。
◆新手の詐欺やで。
◆ええっ!と思って。
3週間、
チケットをもらって、家も用意し
てもらって。
◆ええっ!
◆そんな信じられないような
オファーがあり、一家全員で3週
間、ニューヨークへ。
ご主人の修業の成果もあり、