こんにちは。「よ~いドン!」という番組で、
ぶらぶらしておりまして。
こんにちは。
どうも。
布団屋さんというのも
減っていると思うんですけれども。◆そうですね。
◆これは、ここでミシンでやってるんですか。
◆そうです。
うちで縫って、上に仕事場がある
ので、
綿入れして、
今仕上げをして。
◆すごい。
何年ぐらいやっておられるんです
か。
◆うちは67年。
◆ご主人は何代目ですか。
◆僕三代目です。
◆ちなみに、よその布団屋と違うところは、
ここは、どういうところでしょう
か。
◆うちは、うちで全部つくってま
す。
僕がつくってます。
◆こんにちは。
先代?
先代ですか。
お父さんの時代からこだわって、
つくっておられるわけでしょう?
◆手づくりの布団にしてる。
◆やっぱり布団によって、
寝られる、寝られへんってあるん
ですか。
◆あります、あります。
◆3代続く
手づくり布団のお店、
新田ふとん店。定史さんが仕立てるのは、
綿布団。
綿が持つ通気性のよさと、
保温力を最大限に生かす綿入れは、
一番気を使う作業。
布団の端は、
綿の枚数を
減らし、
真ん中だけ膨らみを持たせるのですが、
その配置一つで、中の綿がすぐに
偏り、
寝心地が悪くなってしまうそうで
す。
国産の真綿を使った高級な布団に
なると、
15万円はくだらないそうです。
◆見ただけで。◆寝てごらん。
◆ふかふかな感じがわかるわ。
あっ、いい。
いいですね。
ああ、めっちゃいいわ。
気持ちいい。
へえ~。
かけ布団ないのに、
包み込まれるような感じがしますよ。
体が。
◆何やったら、
布団かけてみる?
◆布団かけたら寝れるわ。
◆かけ布団かけるわ。
ああ…。
いいな~。
おさまりがいいわ、おさまりが。
◆自分で綿入れするのが、
一つのこだわりだったから。◆お父さん、
これ、枕なしでも気持ちいいわ。
何やろ、これ。◆定史、
これ請求出しとけよ。
◆寝て聞こえませんわ、お父さん。これで幾らですか。
◆上下で
3万円ぐらいです。◆でも、これ気持ちええわ。
◆みずから仕立てた綿布団の
寝心地がよ過ぎて、
毎晩10時には布団に入るという
新田さん。
ただ、いい布団になれてしまった
ため、意外なところで、
支障を来たしてしまうんだそうで
す。
◆旅行に行ったら寝られません。
僕は。逆に。
◆ホテルとか。
◆寝られない。
◆奥さん、おられるんですか。
◆奥さん、
どこか。
いました。
◆奥様?
ちょっとよかったらこっちへ。
◆ご主人とは高校の同級生。
25歳のとき、奥様が、
ご主人に、
「一緒に飲みに行かへん」と、
誘ったことがきっかけで