2019/03/14(木) 01:00〜01:50 NHKスペシャル「崖っぷちでもがんばっぺ〜おかみと社長の奮闘記〜」[字][再]
旅館の写真は 三陸の恵みを前面に押し出したものに刷新。
ああ いいですね いいですね。
震災体験に頼らず→
海の恵みと根浜の風景で
客足を取り戻そうとしていました。
いけると思ってますので。
この土地の本来の魅力で勝負すれば震災復興は 後からついてくる。
佐藤さんは 宝来館の再生が→
地域の再生につながることを願っていました。
おかみは 佐藤さんの待遇を
番頭の松田さんに相談しました。
佐藤さんを旅館の役員に迎え
大胆な改革を託そうというのです。
おかみの提案に 松田さんは
複雑な表情を浮かべていました。
これまで復興を支援する さまざまな
コンサルタントが訪れましたが→
解決策は示されなかったのです。
どうも。 どうも。お疲れさまです。
佐藤さんは 自分の本気を示すために
大きな決断をしました。
勤めていたリゾート企業を辞めたのです。
番頭の松田さんも一緒にやっていこうと決心しました。
おかみは 再生のプロを迎えたと説明し
返済の先延ばしを交渉し始めました。
ところが…。
岩手県が佐藤さんに県の観光アドバイザー就任を依頼。
佐藤さんも地域のためならと
引き受けました。
佐藤さんを役員に迎える おかみの計画は
立ち消えになりました。
おかみは
従業員の緊急ミーティングを開きました。
佐藤さんも説明のため 同席しました。
あまりに急な展開におかみは動揺していました。
佐藤さんは 月に1~2度の
アドバイザーとしてしか→
関われなくなりました。
よくなるように…。よくなる!
万策尽きた おかみ。
たった一人の宿泊客に震災の体験を語っていました。
♪♪~
従業員は 宿が生き残れるか不安を募らせました。
4月の返済期限まで あと3か月。
崖っぷちに立つ おかみ。
この時 初めて→
宿を一人で背負ってきたことを後悔していました。
でも… がんばっぺ!
おかみ 返済猶予の交渉を再び始めます。
県に手紙を書きました。
秋のラグビーワールドカップまで返済を猶予してくれれば→
経営は改善する。
諦めず 訴え続けました。
わかめのから揚げに挑んだ
大[外:CC510951D048DF24AF4C167F68AE9074]町の齊藤さんの会社です。
コンクールの入賞は逃したものの→
新製品の開発を続けていました。
家庭で揚げる手間を省き→
スナック菓子のようにして売り出そうとしていました。
返済が始まるのは この夏。
齊藤さんはそれまでに結果を出そうと懸命です。
根浜海岸のおかみにも
うれしい知らせが飛び込んできました。
猶予してほしいと交渉してきた返済が→
ラグビーワールドカップの9月まで延期されることになったのです。
この日 おかみが始めるのは
従業員との新しい宿作りです。
みんなのアイデアに
耳を傾けることから始めました。
宿の魅力をみんなで知恵を出し合いながら
作り上げようとしていました。
宿の前の小さな浜辺に→
日が暮れると 月の道が現れます。
生き続けて 生き続けて 生き続けて…
震災から8年。
被災地のおかみも社長も
生き残りをかけて もがいています。
崖っぷちでも がんばっぺ!
宿の前には三陸の青い海が広がっていました。
♪♪~
2019/03/14(木) 01:00〜01:50
NHK総合1・大阪
NHKスペシャル「崖っぷちでもがんばっぺ〜おかみと社長の奮闘記〜」[字][再]
復興支援で再建した旅館おかみと水産加工会社の社長。猶予されていた億単位の借金の返済が刻一刻と迫る。返せなければ経営の危機に。正念場の冬は乗り切れるのか。
詳細情報
番組内容
岩手県釜石の浜辺にある旅館おかみの岩崎昭子さん。津波をかぶり九死に一生を得た。震災の1年後に国からの補助金で旅館を再建。直後はボランティアなどで宿はにぎわったが、8年たった今、客足が遠のき始めている。そして今、猶予されていた補助金の返済も迫る。宿の改革に挑むが壁が立ちふさがる。また水産加工会社社長の挑戦の裏に隠された亡き家族への思い。泣き、笑い、苦悩しながら奮闘するおかみと社長の密着ドキュメント。
出演者
【語り】室井滋
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ニュース/報道 – 報道特番