戻ってきた商品は処分せざるを得ないという。
≫中身を確認して
再び梱包するには
コストと時間が
かかりすぎる。
通信販売の利用が増加する陰で
こんな問題が起きていたのだ。
≫ワケあり激安店には
今日も、多くのもったいないが運び込まれている。
ところかわって
滋賀県にある222。
こちらも去年オープンした
ワケあり激安店だ。
≫食品から雑貨、衣類と
なんでも取り扱うこの店。
柔軟剤が100円。
お米は1kg200円。
衣類が300円。
激安商品目白押しだ。
週末は、開店前に並ぶ人まで!
この日、先頭に並んだお母さんのお目当ては…。
≫オムツは、子ども用も大人用も
全て800円。
ほかの店で買うと
1000円以上もするという。
9時半の開店と同時に
お客さんがなだれ込む。
どうやら、オムツを狙ってきた
女性が多いようだ。
と、ここで
あることに気がついた。
よく見てほしい。
実は、こちらはお米のコーナー。
このときは
ざっと20袋は確認できる。
それが、開店から
わずか5分ほどで、このとおり。
完売だ。
さて、先頭に並んでいたお母さんは…。
≫実は、オムツを
これほど安くできるのも
通信販売でのまとめ買いが
増えている影響だという。
≫注文ミスが理由で
大量に返品された商品も
処分される運命に。
それを販売店から買い取っているのだ。
更に、こんな超激安商品も。
≫こちらのオムツはなんと400円。
これらは、輸送時にパッケージが
傷んでしまったものだ。
ひと家族1個限定とあって
すかさず確保。
≫ここで、スポーツウェアを
試着する男性を発見。
上下で2000円だ。
男性は、すぐさまレジへ。
≫よく見れば
衣類は一点ものばかり。
縁を感じたら買わないと
すぐなくなってしまうのだ。
≫こちらも
通信販売で返品された商品。
袖を通した可能性があり
これまで処分されていたという。
ここで70代の女性が
何やら店長と…。
≫一体
何を探しているのだろうか。
≫聞けば以前、7000円台の
折りたたみ自転車を見つけて
買おうか迷っていたら
売れてしまったという。
縁がなかったのか。
≫いやはや大変。
≫このワケあり激安店の
裏側をのぞいて驚いた。
商品の値段を決めるのは
店長ではなく
なんと
パートの女性たちであった。
≫たった4ロールしか
入っていない
トイレットペーパーが400円。
個数が多い商品とほぼ同額だ。
店長は、どうにも
理解ができない様子。
≫このトイレットペーパーは
1つの長さが通常の5倍。
つまり、4つで
20ロール分になることを
ようやく納得。
≫買い物し慣れた女性ならではの金銭感覚があるからこそ
ついつい買っていきたくなる
値ごろ感を出せるのだ。
更に…。
≫実は、人気の洗剤は梱包用の箱が潰れていただけで
商品は無傷。
これを目玉商品にすればお客さんに喜ばれるはず。
思い切って