Categories: 未分類

2019/12/07(土) 21:00〜21:55 NHKスペシャル シリーズ 体感 首都直下地震「終わりの見えない被災」[字]

生字幕放送です。一部、字幕で表現しきれない場合があります。
(悲鳴)
「揺れています。
スタジオが
大きく激しく揺れています」
≫首都直下地震が起きたとき
私たちはどんな事態に直面するのか。
ドラマ「パラレル東京」では
発災後の4日間を時系列で伝えてきました。
火災旋風や群衆雪崩などの
知られざる脅威。
2万3000人が亡くなる
過酷な現実が見えてきました。
しかし
それで終わりではありません。
専門家たちが注目するのは
1週間、1か月、1年と
終わりなく続く被災の連鎖です。
今回、さまざまな分野の研究者たちが一堂に会し
首都直下地震によって
起こりうる被害を洗い出しました。
≫首都直下地震後の未来予想図
「被災ツリー」。
時間の経過とともに
被害が次々と連鎖。
命や暮らしが
危機にさらされ続けるのです。
停電や断水など
複数の要因が重なって起きる
病院の機能停止。


一度は助かった7000人以上が
治療を受けられず
亡くなるおそれがあることが
わかりました。
さらに、影響は全国にも拡大。
最新のシミュレーションから
国内のペットボトルの水が2週間以内に底をつき
多くの命が脅かされる可能性も
見えてきました。
≫被災の連鎖は長期にわたり
その影響は
私たちの社会を
根底から揺るがします。
「このままいけば日本は滅びる」
≫発災から1年後には日本を見限った企業が
次々と海外に移転。
産業や経済が急速に衰退するおそれも。
首都機能が
麻痺(まひ)することで
日本全体が
かつてない危機に陥るのです。
≫首都直下地震がもたらす
終わりの見えない被災。
その全貌に迫ります。
小野≫首都直下地震に襲われたらどうなるのか。
本当に
地震が起きたつもりになって
体感していただくシリーズ。
架空のパラレル東京では
月曜日の午後4時4分に


地震が発生。
今日で6日目を迎えています。
ドラマでキャスターを熱演した小芝風花さんに
今日から加わっていただきます。
4日間を生き延びた倉石美香が
あのあと、どうなるのか
どんな日本を見ることになるのか
想像してご覧になりましたか。
小芝≫想像しようにもあの4日間だけでも
火災旋風だったり
群衆雪崩だったり
初めて聞く災害が多くて。
この4日間だけでもこんなにいろいろ起こるのに
この先を考えたら
また知らない災害も出てくるでしょうし
それこそ食料だったり
お水の問題だったりというのが
もう見えなさすぎて、怖いです。
小野≫ドラマは国の被害想定最新の地震研究に基づいて
地震発生の4日目までを
描きました。
その地震というのが…。
井上≫マグニチュード7クラスの大地震が冬の夕方
東京に襲いかかりました。
そして、死者が2万3000人。
重傷者も2万1000人。
家屋の全壊は17万5000棟。
そして、火災などで
焼失する家屋などは
41万2000棟にも上るんです。

小野≫そして、今日はドラマでは描かれなかった
1週間後、1か月後、1年後
10年後を見ていきます。
そのために、実は今日皆さんに
初めてお見せするものがあります。
井上≫番組冒頭でも
チラッと出てきましたが
被災ツリーです。
10年先まで起きる被災の連鎖を
一つ一つ、こうして

Page: 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

ikatako117

Share
Published by
ikatako117