憶がありますね。
地元の方にお願いして
大凧を揚げてもらいます。
あそこにあるのが凧ですか。
そうです。「令和」って書かれています。
令和凧です。
やっぱり大きいですね。そうです。
揚げられるかね?
今まですごく、いい風が吹いてたけど、
今ちょっと少なくなりました。
悪条件の中、大凧揚げに私も挑戦!
せーの!
結構しんどい…。
もっと後ろに行ったほうがいい。
これを持って走るって、
なかなか…。
なかなか大変。
よいしょ!
凧が壊れた…。
骨組みが折れ、
和紙が破れてしまいました。
調整がきくんだけど、
そのまま引っ張っちゃってるもんで。
私の責任…。
揚がるかな?
再チャレンジ。
ですが
先ほどの失敗のため…。
厳しい令和の時代を
象徴するような
揚がりそうで落ちて…。
このあとも風がなく、何度も失敗…
少しだけ風が吹き始めます…
上がってきた上がってきた。
前!前!
ゆっくりゆっくり。
危ないな。
無理だな。
よいしょ!よいしょ!
ラッパの音…。
でも、
ちょっと揚げている雰囲気は
しました。
でも、こうやって大人が夢中になってや
るのはおもしろいですね。
子供のころからずっと…。
この風の中でも
結構高いところまで揚げてやるぞと、
心意気で揚げましたからね。
意地で…。
ありがとうございました。
お疲れさまでした。
しかし、僕のイメージが全然変わった。
志らくさんが…。
走れ!って。
一生懸命走って。
35年、
余り走れ!って…。
言われてないですよね?
走ったら怒られてね。
しまいには、
もっと早くこないからいけないんだと。
もっと風吹いてたんだから…。これ、しょうがないよね。
風がなきゃ…。
そんな中、揚がりましたね、最後ね。
少し揚がりましたね。
また凧を揚げる場所があっていいですよね。
都会なんか、ないですから。
やっぱり難しいんですね。
毎日凧好きが集まって、
毎回揚げてるんです。例えば、風がもっと弱くても、
ちっちゃいんだったら揚がりますね。
あの大きさになると
揚がらないと思う。
でも、今回の旅で
かわいい志らくさんを
たくさん見ましたね。
かわいかった。
全然イメージが変わった。かわいかったです。
さあ、ここで、その志らくさんから、す
てきなお知らせがあります。
シリーズ第1作が公開されてから、
今年で50年。
50作目となる
新作「男はつらいよ お帰り 寅さん」が
12月27日、
22年ぶりにスクリーンに戻ってきます。
本作、私も噺家として出演しております。
ぜひお正月にみんなで
笑って、泣いて、見てください。
すばらしい映画ですよ。
山田洋次監督が
奇跡だと言ってましたね、自分で。
これだけで涙出てきちゃいますね。
いろんな方が出ていらっしゃるんですね。
そうですね。
もう本当に、見てて、
涙がとまらなくなるような映画です。
寅さんは、まだ生きてるんだって。
うちの父も