2019/12/29(日) 18:00〜18:30 ANNスーパーJチャンネル[字]


盗んだ疑いが持たれています。
男性の妻からの被害届を受けて

警察が捜査していたところ
腕時計が
質入れされていたことがわかり
その記録から金子容疑者が
浮上したということです。
金子容疑者は
容疑を否認しています。
病院は
ご迷惑をおかけして申し訳ない
職員の指導を
徹底するとしています。
板倉≫今年、東日本は
3つの台風に
相次いで襲われました。
家の被害が大きく故郷を去ることを決めた被災者も
少なくありません。
下村≫千葉県鋸南町では今、人口が減り始めています。
≫畳を剥がされた床。


雨よけのブルーシートに覆われた家具。
六原義子さんの
40年間の思い出が
詰まった家です。
今は見る影もなくなってしまいました。
≫台風15号で
家の屋根は飛び
壁には穴が。
更に、19号と21号の雨が追い打ちをかけ
家の中の至るところに
カビが生えました。
半壊と認定されましたが
修理だけでは足りず
建て替えが必要です。
10年前に夫を亡くし子どもはいません。
これまで知人の家に
身を寄せていましたが
今月町を出て、県が借り上げた
館山市のアパートに移りました。
自宅の再建は諦めました。
≫実は同じ千葉県でも市原市などは
住宅の解体を
公費で全額負担することを
決めています。
いわゆる公費解体です。
半壊以上の住宅が
対象となります。
鋸南町では半壊以上の住宅が
420棟あります。
公費解体を求める声が

町に寄せられていますが
いまだに検討段階のまま
進んでいません。
所得が低く、高齢な人ほど
家を追われてしまっています。
板倉≫台風の被災地では
多くの人たちが
ブルーシートの屋根の下で
年を越すことになります。
千葉県の鋸南町から
中継です。
秋本≫町では、ブルーシートが
覆われたままの住宅が
まだ数多く残っています。
そして、反対側では暗さが目立つと思いますが
ほとんどの住宅が空き家に
なっているということです。
鋸南町では
人が減り続けています。
台風15号以降
少なくとも88人が
町を出ました。
多くの人がここ3か月あまりで
町を出て、引っ越しっていった
ということになります。
台風による停電は
解消されましたが
人が減り、だんだんと町からは
明かりが消えていってしまっています。
町を出る大きな理由が

建て替えにかかるお金の問題です。
地元の工務店には
家を建て替えたいという相談が
たくさん来ているそうです。
しかし、年金暮らしなどでお金が足りない人などが
多くいます。
仕方なく町を出て遠くに住む家族のもとに
身を寄せる人たちが
多くいるということです。
自治体も懸命に
被災者を支援してきましたが
人手が足りていません。
千葉県によりますとここ、鋸南町のように
職員が少ない自治体では
全体でどれくらいの解体費用がかかるのか
今も見積もりも出せていない
状況だといいます。
被害が
あまりにも大きすぎたためです。
また、ブルーシートも