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小木≫こんばんは。
12月31日、大みそかのニュースをお伝えします。
事実上の逃亡ともいえる
異例の展開です。
特別背任などの罪で起訴され
保釈中の日産の前会長
カルロス・ゴーン被告が
無断で日本を出国し
国籍がある中東のレバノンに
入国しました。
政治的な迫害から逃れたと
主張しています。
ゴーン被告は広報担当者を通じて
声明を発表し
私は今、レバノンにいると
明らかにしました。
保釈の条件で
海外渡航は禁止されていますが
ゴーン被告は
基本的な人権が否定されている
日本の司法制度の人質には
これ以上ならない
不公正と政治的な迫害から
逃れたと強調しました。
今後、メディアを通じて
自らの主張を展開する構えです。
ゴーン被告はこれまで
私は無実だ公平な裁判を受けることを望むと
訴えていました。
レバノンなどのメディアは
ゴーン被告がトルコから
プライベートジェットを利用し
レバノンの首都ベイルートに
30日までに到着したと
報じています。
都内の駐日レバノン大使館には関係者の出入りがありましたが
ANNの取材に応じていません。
森≫ゴーン被告の無断出国を受け
弁護団の弘中惇一郎弁護士は
寝耳に水でまったく知らなかったと
話しました。
≫弁護団の先生たちが今回、レバノンに行くことに
関与しているということは
ないということですか?
≫まったくありません。
森≫弘中弁護士はゴーン被告が保釈の条件に
違反した可能性が高いとして
東京地裁に報告書を提出する考えを示しました。
一方で
出国は想定外だったとして
弁護団の責任を否定しました。
小木≫ゴーン被告の保釈は今後、取り消される見込みで
この場合、保釈保証金15億円は
没取されることになります。
東京地裁は4月に
海外への渡航を禁止する条件で
ゴーン被告の保釈を認めていて
現在もこの条件に
変更はないということです。
保釈の条件に違反した場合裁判所は検察側の請求や
職権により
保釈を取り消すことができ
今後、東京地裁は
事実関係を確認したうえで
手続きを進める見込みです。
この場合、ゴーン被告が納めた保釈保証金15億円は
没取されます。
一方、日本はレバノンと犯罪者の引き渡し条約を
結んでおらず
保釈が取り消された場合でも
ゴーン被告の身柄が
引き渡されるかどうかは
不透明です。
森≫今日関東で21度を観測するなど
記録的な暖かさになりました。
大みそかに20度を超えたのは観測史上初めてのことです。
暖かな空気が流れ込み
今日は関東各地で
記録的な暖かさになりました。
最高気温は千葉県の茂原で21.9度
横浜で20.3度など
20度を超えたところが
多くなりました。
関東で大みそかに20度を超えたのは
観測史上初めてのことです。
東京都心も大みそかとしては26年ぶりに
15度を超えました。
ただ、このあとは気温が急降下し
年越しは
冬の寒さが戻る見込みです。
一方、北日本は
冬の嵐になっていて
現在、暴風雪警報が
発表されています。
あす、元日にかけても
猛吹雪による交通機関の乱れなどに
警戒が必要です。
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