ある決断を下しました。
≫午後４時５３分
下校を断念し
子ども１１４人の
学校待機を決めたのです。
同時に、家にいる保護者にも

こう呼びかけました。
≫すでに学校に来ていた保護者は
そのまま引き留めました。
もし、そのまま一夜を
明かすことになったら
布団の用意はありません。
リスクのある決断でした。
我が子を迎えに行きたい。
保護者も不安を抱えながら
状況を見守りました。
≫１年生から４年生までの子どもたちは
この多目的ルームに
集められました。
パンの缶詰を食べ
ＤＶＤを見るなどして
過ごしました。
≫午後８時過ぎようやく水は引き始めました。
孤立から５時間。
１１４人の子どもは保護者とともに
無事、帰宅できました。
≫無理な移動をさせずにたとえ孤立しても
安全な校舎にとどまって
難を逃れる。
保護者への引き渡しを前提とした


学校の災害対応に
一石を投じる判断でした。
学校は長期の校内待機にも対応できるよう
毛布４００枚と水８００本の
備蓄を始めたということです。
小木≫今回の孤立の選択が
命を守ることに
なったわけなんですが
山武市の小学校では
これまで災害対応のマニュアルが
地震を中心に考えられていましたが
今回のケースを踏まえ
大雨などについても
子どもと保護者の安全を
守れるように
内容を見直すということです。
森≫今日未明富山市の住宅で火事があり
この家に住む６８歳の女性が
死亡したほか
一緒に暮らす
１５歳と６歳の女の子と
連絡が取れなくなっています。
午前４時半過ぎ富山市石坂新の
高橋裕次郎さんの住宅から
火が出ました。
警察によりますと
火はおよそ２時間半後に
消し止められましたが
住宅に住んでいた
高橋さんの義理の母親の

土橋典子さんが死亡し、ほかに２人の遺体が見つかりました。
高橋さんの長女の美月さんと
次女の優花さんと
連絡が取れなくなっていて
警察が身元の確認を急いでいます。
高橋さんの家は家族７人暮らしで
警察は現場検証をして出火の原因を調べています。
小木≫東京・足立区の
マンションで
母親とみられる女性の遺体を
およそ２年間放置したとして
５４歳の男が逮捕されました。
自称・派遣社員の戸田先容疑者は
去年１月ごろから
足立区の自宅マンションで
母親とみられる女性の遺体を
放置した疑いが持たれています。
警視庁によりますと
きのう朝、戸田容疑者が
死んだ母と今も同居していると
警察署に出頭し警察官が布団の上で
およそ２０枚の
ポリ袋に包まれた遺体を
見つけたということです。
遺体に外傷はなく病死とみられています。
森≫徳島市の路上で
実家に帰省していた
３６歳の男性が
３台のタクシーに次々にはねられ
死亡しました。

同窓会に出席したあとの事故でした。
午前３時１０分ごろ
徳島市秋田町で
走行中のタクシーが
道路の中央に立っていた男性と
衝突しました。
その弾みで男性が対向車線まではね飛ばされたところ
更に
走ってきた別のタクシー２台に
次々とはねられました。