膨大な作品の世界観や物語を学習。
その結果 129本もの
プロット・あらすじを生み出しました。
その中から 手[外:A00182F1DE36AAEE28CAC80A3C89D067]さんの遺族や
研究者が選んだのは→
主人公は 哲学者のホームレスで
記憶喪失。
時代は現代 舞台は日比谷という→
奇想天外なプロットでした。
登場人物・キャラクター作りも AIです。
まず AIに世界中の人間の顔を学ばせました。
その上で 手[外:A00182F1DE36AAEE28CAC80A3C89D067]治虫のキャラクター
6,000人を学習させました。
するとAIは 膨大な数の→
手[外:A00182F1DE36AAEE28CAC80A3C89D067]治虫をほうふつとさせるキャラクターを生み出しました。
これぐらい いいですね。
その中から物語の設定と照らし合わせて→
主人公を決めました。
しかし ここからの制作を担うのは人間です。
AIが生み出したプロットを肉づけして
ストーリー化するのは 人間。
AIが作ったキャラクターを使って
漫画を描くのも人間です。
AIと人間との共同作業で生まれた
漫画「ぱいどん」が完成しました。
こちら比べてみますとAI美空ひばりは→
歌声 そして語り 表情をAIが作り出した。
人間も関わっていますけれど 最終的な
アウトプットはAIが担っています。
で この手[外:A00182F1DE36AAEE28CAC80A3C89D067]治虫のプロジェクトは→
AIが出してきたキャラクターあらすじを基に→
多くの部分は 人間が作品に作り上げた。
ストーリーを まず紡ぐ能力はAIにはないっていうのは→
若干ちょっと聞いて安心はしたんですけど
でも これだけのキャラクターを→
この新キャラをアウトプットできる
というのは びっくりで。
手[外:A00182F1DE36AAEE28CAC80A3C89D067]治虫先生とAIっていう
フィット感が すごくいいですよね。
これは ほかに まねできないっていうか。
しかも人間がやっていくんだっていうのも→
何か こう
ちょっと安心できるといいますか。
だから AI美空ひばりさんとは
似てるけど 全然違うんだなってことが→
うん すごく分かりやすく入ってきました。
面白いなって思ったのが 思ったよりみんな AIに対して抵抗があって→
AI100%っていうのに対する抵抗は
まだムチャクチャあるんだなっていう。
だって 私たちが生きてる中で
何に一番苦労するかって→
コミュニケーションの
間合いじゃないですか。
あ~。
トーンとか間とかを間違えると→
結局 人間関係崩れたりとかするし
そこに 常に気を使いながら→
空気読んだりして 生きてる。
でも やっぱAIって→
「ホニャララ電気つけて」みたいなのとかも
あと 何かこう スマホに話しかけても→
やっぱ 間合いはないじゃないですか。
そうすると やっぱ これはコミュニケーションではないなって→
私は やっぱ思っちゃうな。
なるほど。
多分 それは
ちょっと何か 変な話になりますけど→
AIの開発者が 男性が多いから。
(一同)ほう。
じゃないかと思ってて。
というのは?
何かね そういうセンスがないんですよ
多分 開発者側が。
だから 間とか調子とかが→
会話の中で大事でしょっていうふうな問題設定って→
ほとんどないんですね。
へえ~。
ダンスのようなもので
自分が しゃべりながら→
相手も しゃべってくるし
そこに間があって→
また自分の言葉があってっていうような
感覚は 多分 多くの開発者が持ってない。
それが感じられないものには→
こっちも 何を発信していいかが分からないっていうのも→
おっしゃるとおりだなと思って。
あと やっぱり 人間が 何で こう例えば音楽だったり 作品→
いわゆる エンターテインメントだったり
とかっていうものに→
引かれるかっていうと 常に
それが不安定だからだと思うんですよね。
そこに こう いわゆる
ムラがあって波があって→
それは 自分のコンディションも含めて
常に不安定な関係性だから→
その関係性を
数値化していくっていうのは→
まだまだ時間かかるんじゃないかなって
私 思いましたね。
技術の進展 速いので