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2020/05/04(月) 16:40〜18:30 スーパーJチャンネル[字]


1都11県を結ぶ全長2151km
1日およそ200万台が
利用する高速道路。
道路の安全を守るため隊員たちは
日々起こる事故や故障
車両火災の現場に
いち早く駆けつける。
間違って歩いて
侵入してしまった外国人など
さまざまなトラブル処理にも
あたっているのだ。
そうした迅速な処理を
指揮するのが
心臓部ともいえる
道路管制センター。
≫ここでは
高速道路全域に設置した
およそ1500台のカメラで

運行状況を24時間監視している。
そして、高速道路上で
最も多く発生するのが…。
≫そう、落下物によるトラブル。
≫すぐに通信員が一番近いパトロールカーを
現場に急行させる。
≫落ちていたのはタイヤ。
200m先には
車が停止している。
運転手は無事なのか?
高速道路での落下物回収は危険と隣り合わせ。
安全対策のため


隊員はハンドルを左に切って停止する。
ハンドルを切らないと
万が一、後ろから追突された際
車両は前にはじき出され
隊員の命に関わる。
更に、走行車線に押し出されれば
多重追突事故になる恐れもあるからだ。
基本的に落下物回収では
走行中の車を止めることはない。
停止させれば渋滞などの
支障が出るためだ。
≫2人の隊員が
無線で連携しながら
猛スピードの車が
途切れるのを待ち
素早く回収する。
≫実は今、新型コロナの影響で交通量が減り
車の速度は上がっているという。
まさに命がけの作業だ。
タイヤは、前方に停止していた
青い車から外れたもの。
運転していた男性が
驚くべき状況を語った。
≫男性によると、追い越し車線を
およそ100キロで走行中
車に異変を感じ窓の外を見ると
なんと、外れたタイヤが転がっていたのだという。
すぐに路肩に停車。
危うく大事故につながるところだった。
栃木県から来たという男性。

この日は緊急事態宣言が出される前の
3月下旬。
母親と伊豆へ旅行に向かう途中だったという。
≫とんだ災難に見舞われた親子。
結局、車は近くの工場までレッカー移動された。
息つく暇もなく
隊員が、あるものを発見。
≫落ちていたのは、なんと脚立。
しかも、追い越し車線上だ。
すぐ横を100キロ近くで
車が走行する危険な状況。
と、次の瞬間…。
≫脚立に車が接触。
吹き飛んだ脚立が
隣を走るトラックにぶつかり
その衝撃で一部が飛び散った。
脚立にぶつかった車は
なんと、停止せず
そのまま走り去った。
脚立の回収が遅れれば
多重事故の大惨事にもなりかねない。
細心の注意で車の途切れる
タイミングを見計らい
回収に向かう。
落下物処理は、まさに命がけ。
高速道路では、落下物が第三者に
損害を与えた場合は
賠償するのは落とし主となる。
NEXCO中日本が管理する高速道路の落下物は
年間6万5000以上。

中には、こんな危険なものも…。
≫なんと、灯油が満タンの
ポリタンク。
火災につながる危険もあった。
この日はあり得ないものを発見。
≫落ちていたのは金属の鎖。
測ってみると、その長さはなんと30mにもなり
重さは20kgにも。
こうした事故につながる落下物を少しでも減らそうと
目を光らせているのが

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