できなくなってしまったり認知症がある人だと症状が
悪化したりすることがあります。
リロケーションダメージ
というんですけれど、そういう
ダメージを防ぐためには
いちばんいい選択だったのでは
ないかと思います。
駒村≫結果、母は病院
私はホテル療養ということに
なったわけなんですけれども
ここで新たな問題が発生します。
それがこちらです。
濃厚接触者の母をどうやって
搬送するかという問題です。
保健所に相談しました。
すると濃厚接触者に対応している
タクシー会社を
紹介してくださったんですけれど
私の母は自分で
車に乗り降りすることが
できませんし
１人で座っていることも体が
ふらふらするので、できません。
付き添いが必要です。
ですけれども私は陽性なので家から一歩も
出ることができません。
ですので難しい
ということなりました。
大吉≫タクシー会社もそこまでは対応ができない
ということなんですね。
駒村≫安全が確保できない
ということで
難しいということなりました。
保健所にもう一度相談したところ
ケアマネージャーさんが付き添うのはどうですかと言われました。
ケアマネージャーさんの会社は
濃厚接触者の介助をすると
２週間その方は仕事が
できなくなってしまうという
規定がありますので難しいです
ということだったんです。
うちだけを担当しているわけでは
ありませんので
介護タクシー会社を探しました。
ところが防護服がうちはないということで断られました。
防護服があってなおかつ
車いす対応してくれるという
民間の搬送サービスを
ケアマネージャーさんと
手分けをしてローラー作戦で
電話をして探したところ
午前中の早い時間だったら
受けてもいいよ
というところが一社見つかって
ようやくそこで搬送することが
決まったんです。
実は予約がいっぱいで
病院も入院時間は１０時と
決まっているんですけれど
それでは難しいということなので
病院の入院時間を繰り上げてようやく入ることができました。
大吉≫ラッキーが
続きましたけれど
裏を返せば、ぎりぎりですよね。
近江≫総当たりということなん
ですね。
駒村≫高野先生、一般的には
簡単なことでは
ないんじゃないでしょうか。
高野≫とても難しかったと
思います。
コロナ陽性の人の場合には
そうなると保健所や行政機関が
責任を持って
搬送するということが
できるんですけれども
ルールで決まっていますけれど
濃厚接触ですとか
陰性の方の場合誰がどのようにどうやって
運ぶのかということは
法令上決まっていません。
すっぽり抜け落ちているところ
なんです。
非常に苦労するところなんです
けれど駒村さんも
探されたように実は今は
介護タクシーの会社ですとか
民間の救急搬送の会社が
本来はそういうことを
やっていないんですけど
世の中の状況は
こんな状況ですので
コロナに感染した
陽性者の方であっても
濃厚接触者の方であっても
感染対策をばっちり取って
搬送ができます
という会社が増えています。
あらかじめ調べておくことを
おすすめしてます。