>>あれ?>>これ、大量にいるから。
>>これがいるんですね。
>>うん。
>>いよいよ70枚の板を使って、
ミッドセンチュリー風に加工を施していく。
>>ここ、
こいつ一回ちょっと外してね、これのね、飾りをしようかと思っ
て。
>>飾り。
>>ここに。
例えばこう、適当にこう、貼るわけですよ、こういうのね。
よくこういう家具、見ない?
>>あります、あります。
でこぼこしてるやつ。
>>でこぼこしてるやつ。>>うわー。
>>実はミッドセンチュリーの家
具には、寄木や格子模様を取り入れた、表情豊かなものがあり、
ヒロミはこれを同じサイズに切っ
た厚みの異なる板を組み合わせて
表現しようというのだ。
一体、どう組み合わせていくのか。
>>これ、
なんですか?
今の小さいやつ。
>>これ、瞬間。
>>瞬間。
ミスできないですね。
>>瞬間接着剤を使ってしっかり
貼り合わせるため、作業は見た目
以上に繊細。
>>大変だな、これ。
>>板どうし、力を入れて隙間な
くくっつけなければ、不格好な仕上がりになってしまう。
弟子、ジェシーも挑戦。
>>角をちゃんとこう、詰めろよ、
お前。
ここ、ちゃんと。
こういう角を、こうやって、
詰めろよ。
押し込まないと、ちゃんと。
全部空いてるから。>>はい。
>>ジェシーが貼った板には、
0.2ミリほどの隙間が。ヒロミと比べてみても、このとお
り。
>>隙間これくらいで大丈夫です
か?
>>なきゃないでいいんだよ。
なきゃないでいいんだよ。
>>確認です。
>>去年と違って、
売れた感じ出た?>>僕、分かんないです、自分に
期待してないんで。
棟りょうはどの瞬間に売れたなと思いました?
>>デパートの営業に行ったとき
に、人がいっぱいいたときかな。
>>薄い板と厚い板を交互に貼り
合わせると、見事な格子状に。
これで完成かと思いきや。
>>うーん。
>>何やら気に入らないようで。
>>これは切らなきゃだめだな。
>>さらに小さくした木片を、
格子状の中に。
>>これまた中に入れるってこと
ですか?小さいやつを。
>>これはまあ、
いろいろな細かいのを、こうやっていろんなのを適当にこうやって
やったりなんかして、かわいくな
るでしょ。
>>小さい木片をプラスすること
で、表情がつき、
モダンな華やかさが出るのだそう。
>>なんか工芸品みたいですね。
>>感覚ですか?これは。
>>雰囲気、雰囲気。
>>と言いつつ、上下の扉にまた
がる部分は。
>>おぉ、すごい。
>>なるほど。
>>つながっているように見える
ってことですか?すごい。
>>シンメトリーに。
>>いいですね。
>>あげるのもったいないな。
はあー。やばい。
>>0.数ミリの細かいずれを直
しながらデザインし、
忙しい年末に板を貼り続けること
130枚。
なんと4時間が経過。
そして。
>>まあまあ、こんな感じだな。
>>完成したのは。
>>めっちゃかわいい。
>>全然違いますね。
いいですね。
すげぇ!>>薄い板と厚い板を絶妙に組み
合わせることで、
モダンなミッドセンチュリー風になり、高級感も加わった。
>>次これに、この家具、色塗る