2020/12/30(水) 21:10〜22:00 ごろごろパンダ日記 〜タンタンと飼育員の日々〜[字]

(鳴き声)
朝。 動物たちが眠りから覚める頃…。
その人は現れる。
2つのりんごを持って 向かう先は…。
♪♪~
タンタン 25歳。
人間でいうと 75歳近いおばあちゃんパンダ。
朝は いつも ゆっくり ごろごろ。
(梅元)おはようって感じでこっちに起き上がってくるんで。
なんか すごく この子 笑ったような
笑顔のような顔を よくするんですよ。
は~い おはよう。
♪♪~
大好物のりんごを食べる時は この表情。
(子どもたちの歓声)
そんな姿が いとおしいのか
タンタンの周りには いつも人だかり。
でも…。
ここで 20年続けてきた暮らしは→
間もなく
終わりを迎える。
帰ってこないですからね。
帰ってこないですね…。
中国に帰るタンタンと
飼育員の日々を見つめる。
♪♪~
暮らしているのは130種類 800頭の動物たち。
ここで ひときわ人気を集めるのが…。
来たよ タンタン ほら。
タンターン!


メスのジャイアントパンダとしては国内最高齢。
神戸に来て 20年。
ずっと 市民に愛されてきた。
かわいい。
チャームポイントの一つは→
赤ちゃんパンダのような
小さな体と短い手足。
他のパンダと比べても 一目瞭然。
そして もう一つが 食べる時の姿勢。
一般に パンダは
パンダ座りと呼ばれる→
腰を地面につけた姿勢で
食事をとる。
それに対して タンタンは
人間のように お尻で座って食べる。
この 上品そうに見える姿から
付いた あだ名が…。
そうですね もう お嬢様で はい。
時には おちゃめな一面も。
タンタンが
ローズマリーを見つけると…。
あらあら どうしたの?
ネコに マタタビならぬタンタンに ローズマリー。
ファンを魅了する タンタン。
その世話は 2人の飼育員に任されている。
タンタンを担当して 12年の
梅元良次さんと→
11年の吉田憲一さん。
パンダの飼育には 他の動物に比べ厳格なルールが定められている。
日中の共同研究を目的に


中国から 貸し出されているから。
ちょっと待って。
2人が 最も気を配っているのが一日6回の食事。
いや ネマ。
食事の中心は 竹。
でも その種類は さまざま。
枝につく葉の量が多い 孟宗竹。
かつて 武士が使う
弓矢に用いられていた 矢竹。
そして もう一つ。
取って置きの竹が 動物園の中にある。
ここなんですけど。
(取材者)これは何ですか?
タンタン この根曲がり竹が大好物。
特徴は やわらかくて 大きな葉っぱ。
でも 近くの山では
なかなか手に入らない。
そこで 吉田さんが 3年前から
園内の空いたスペースを使って→
栽培に取り組んでいる。
(吉田)最近 もう ここまで ついたらもう これは成功したと思います。
一度に タンタンに与える竹は数種類。
合わせて 1.5キロ。
どの竹を どれだけ与えたか
毎回 正確に記録する。
竹と一緒に りんごや にんじんを
少し離れた場所に置く。
これには 訳が。
いってらっしゃ~い。
86.5。

ハチロクゴ?
一日 まあ 3回 はかるんで。
実は りんごや にんじんを載せた台の下には→
体重計が設置されている。
タンタンが台に乗ると体重が分かる仕組み。
ちなみに…
食べた量や体重に加えもう一つ 大切なデータがある。
それは 詳細な行動記録。
見せてくれたのは定点カメラに映る タンタンの姿。
パンダの 24時間行動で