ありがとうございます。
(芳根)わーい うれしい。
うまいね よくできるな。
ああー 疲れた!
〈さあ 飲食店探し再開〉
〈先ほど見つけた看板のお店→
一体 どこにあるんでしょう?〉
(夫)いいとこだよな ここ。
<ここで新しい生活を始めるって あるかな…と言ってみる>
(妻)<ないでしょ>
<と 反対されることは織り込み済み>
<無邪気なこと言うよね>
<実は止めてもらいたい自分もいる>
<リモートも苦手なくせに>
ジタバタしてみたいんだよ もうちょっと。
いいんじゃない。
あれ? 反対しないの。
〈全国屈指の開運スポット
天空の阿夫利神社を目指す→
新春秘境バスの旅〉
(芳根)ごはん ごはん。
ありましたよ。
いいね。 湯豆腐 いいじゃない。あっ 営業中。
行こう 行こう 行こう…。
やったー!
ハハハハ…!
こんにちは。『帰れマンデー』という番組で…。
いや いいお店。
混んでる時間帯だから→
もしかしたら ダメかもね。
なんなんだよ!
ありがとうございます。
まいりましょう。
うわー うれしい!
〈降りたバス停から坂道を上り続ける事→
2時間30分〉
〈たどり着いたのは名山 大山のふもとの→
豆腐料理店…〉
〈江戸時代より 大山詣りの土産物として親しまれてきた…〉
〈こちらでは
豆腐料理店ならではの→
こだわりの人気ランチメニューを
いただきます〉
きました。
ゆば丼!
へえー! こういう感じなんだ。
(芳根)すごーい。 卵だ。
のってるわけじゃないんですね。
(芳根)おいしそう。おいしそう。
うん うまい! これ…→
初めて食べた ゆば丼。 すごいね。
うまいですね。
うん!
もうね 卵がトロトロで
ゆばも なんか トロトロ。
もう 噛む必要がないぐらい。
うまいね。
うん…!
もっと あっさりかなと思ったけど結構 食べるとガッツリくるね。
(芳根)すごい おいしいです!
ハハハハ…!
おいしそうに
豪快に食べる女の子はいいよ。
ハハハハ…!
うん!
よかった。
ハハハハ…!
〈1つ先のバス停まで
歩いて→
バスサンド再開〉
〈ここで サイコロの目→
「2」以上が出れば→
終点まで行って 飲食店探しです〉
お願いしていいですか?
えっ? いいの?
重要です。
渡部さん お願いします。
〈渡部さん なんとしても
「2」以上ですよ〉
お願いします。
やったー!ハハハハ…!
やったー! 「3」!
よっしゃ ゴールだ!
持ってる。
持ってます。 さすが。
よかった!
ゴールです!
今 「1」だったら
こうやって隠すところでした。
顔に出てないけど
相当なプレッシャー かかってた。
実はね。
〈さあ いよいよ終点〉
〈全国屈指の開運スポット
阿夫利神社へ〉
〈そこには
楽しさと過酷さが入り混じる→
かつてない道のりが〉
これは…。
すごくない? これ この坂。