2021/01/06(水) 16:40〜18:45 スーパーJチャンネル[字]
3000人を超えていて
都の関係者は陽性が判明してから
すぐに入院できる状態ではなくなっていて
重症の人から入院させるという
状況が起き始めていると
話しています。
想像を上回るペースで感染者が
増えていることに危機感を強め
東京都は4000床から
更に病床を増やしていく準備を
進めてはいるんですが
簡単なことではありません。
都が医療機関に対してコロナ用の
患者の受け入れを増やせるのか
聞き取りをしたところ
多くの医療機関は
そのためには、ほかの病気での
患者の受け入れを
減らさなければならないと
回答したということです。
通常医療への圧迫に加えて
冬のような
この寒い時期には脳卒中や
心筋梗塞などでの
入院も増えます。
その中で、いかにコロナ用の
ベッドを増やせるのか。
今まさに
議論が進められています。
小松≫ここからは
公衆衛生学がご専門の
国際医療福祉大学
和田耕治教授に
お話を伺います。
和田先生は新型コロナ対策を厚労省に助言する
新型コロナアドバイザリーボード
メンバーでもいらっしゃいます。
和田さん
よろしくお願いします。
早速、お伝えしているとおり
東京都では今日
新規感染者が過去最多となる
1591人。
そして、重症者も
これまた過去最多で113人。
早速
このアドバイザリーボードで
今朝、和田さん、分析が行われ
どういう分析結果だったかということと
和田先生ご自身の
現在の東京の状況の受け止めを
お願いします。
和田≫今日も1591人ということで
非常に多くの感染者が
出ております。
すでに多くの蓄積された
患者さんの数もおられますので
かなり医療が
ひっ迫をしている状況です。
今すぐにでも感染者の方を
減らすような形で
もう一度、感染対策の
強化をしていく必要があります。
一方で今日の発表の方の
感染した時期というのは
大体、1週間から
10日前になります。
ですので、クリスマスが
終わったあとぐらいに
感染された方が今報告されている
状況になります。
新年の間、かなり多くの方が
協力くださっておりますけど
やはり、初めての冬ということで
なかなかコロナとの闘いに
苦戦をしている状況だと
考えています。
小松≫検査数というのも
先生、過去最高水準に
達しているということもある
ということですが
それだけ感染が
広がっていることの
証左でもありますね。
和田≫特に首都圏を中心として
かなり日常の場に
入り込んでいるような状況ですので
それぞれ、かなり身近な場での
感染対策を強化していくことが
必要ですので
緊急事態宣言といったものが
近く出されるような
状況であります。
≫明日にも、東京、千葉、埼玉
神奈川を対象に
発出される緊急事態宣言。
1都3県は酒類を提供する飲食店に
あさってから午後8時までの
時短営業を要請し
来週火曜日からは