僕自身は撤退するので もう行かないよというんじゃなくって→
友達関係も たくさん出来てるので
今度は まあ 会いにいくと。
知人として会いにいく
というふうなことにしようかなと。
それは阪神も一緒です。
ポッと訪ねていってで 何してる? って言って。
そういうふうな関係になりたいな
と思ってます。
ただ ずっと これまで25年
関わってこられた牧さんとして→
そこに やっぱり
何か加えなきゃいけない→
そこに何かがなきゃいけない
っていうお気持ちは?
あの… 最初の頃は ガレキ撤去とか
そういうのがあるけれども→
撤去し終わったら終わりか? というのを
僕は問いたいね 逆にね。
それは やっぱり みんな大変なので→
1年2年は ガレキ撤去とかいろんな掃除とかあるんですけど→
中の人も幸せに生きてるのか? って。
だから ひと皮めくってその人たちをのぞくというか→
その人たちのことを知るということは→
僕は 大事なことじゃないかなと思ってるんです。
そういうことは やっぱり
これからのね 災害がいっぱいあるんで→
復興住宅が出来ましたと→
で 幸せな生活を送ってはるんやろうじゃなくって→
いや? というクエスチョンをね
つけるべきやと 僕は思うんですね。
それで その人たちは
もういいのか? っていうようなことは→
改めてね こう… 何ていうか→
支援する人がもういっぺん考えてほしいことだし→
社会も考えてほしいことだな
と思ってます。
そういう意味でいうたら
施策 ものをつくるとかいうことは→
あなたのことを忘れていませんよ
じゃなくって→
ここに住んで下さい ですよね
建物であればね。
でも そうじゃなくって→
あなたは これからず~っと生きていくんだけれども→
あなたのことは忘れていませんよ
というメッセージ→
そういうことでいえば 僕は
人は人によってのみ救うことができると。
今後 ほんとに
ずっと生きていかなアカンわけでね→
まあ 少しでも
前向きに生きていくためには→
人は人によって
というふうなことは思います。
♪♪~
♪♪~
2021/01/10(日) 05:00〜06:00
NHKEテレ1東京
こころの時代〜宗教・人生〜 選「心の置き去り ほっとかれへん」[字]
阪神・淡路大震災からまもなく26年。その時から被災者の支援を続けてきた震災NPO代表の牧秀一さん。「ほっとかれへん」と被災者の声に耳を傾けてきた思いをうかがう。
詳細情報
番組内容
阪神・淡路大震災からまもなく26年。地震発生9日後から、被災者の支援活動を続けてきた震災NPO「よろず相談室」の牧秀一さん。孤立しがちな一人暮らしの高齢者や震災で障害を負った震災障害者を訪問し、思いや悲しみに耳を傾けてきた。「ほっとかれへん」という思いで、活動を続けてきた牧さん。被災した人々に、どう寄り添ってきたのか。牧さんの長年の活動は何が支えになったのか、伺う。(2020年1月26日初回放送)
出演者
【出演】NPOよろず相談室理事長…牧秀一
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
趣味/教育 – 生涯教育・資格
福祉 – 社会福祉