っていうことばを聞いてびっくりしたんです。
怒ったことがないんだと
それはちょっと役者をやるうえで
どうだろう、よろしくないんじゃ
ないかと思ったんだけど
例えば今、誰かを非難したりね
大きな声でののしったりする
絶対やっちゃいけないっていう
ことになっているじゃないですか。
果たして、それがね
これから俳優たちに
どういう影響を及ぼしていくのか。
華丸≫学校でも先生からあまり強く言われない
僕らは、お手本がありましたよね。
大吉≫ぶち切れている大人がそこら中にいましたから。
近江≫自分も怒らないし
怒られることも少なくなっていますしね。
大吉≫いい悪いじゃないけど、
これからどうなるかという興味が
あります。
吉田≫それはちなみに
松坂桃李君なんですよね。
でもすばらしい役者だから
ちゃんと乗り越えていけるなと
思いましたけど
才能のある方は
やっていけると思いましたけどね。
大吉≫鋼太郎さんには
まだまだおつきあいいただきます。
きっと興味があると思う
映画のコーナー、小林さんです。
小林≫きょうは経験豊富な
吉田さんにおすすめのラブストーリーをご紹介します。
吉田さんはラブストーリーは
映画を見たり演劇を見たり
ご自身で演じていて
どんなストーリーや
シチュエーションが好きですか。
吉田≫
やっぱりうまくいかない
障害のある恋みたいなものは
見ていてもやっていても
ドキドキしますね。
大吉≫「ロミオとジュリエット」
のようなね。
小林≫困難を乗り超えて
華大さんはどうですか？
華丸≫僕はメグ・ライアンの
「めぐり逢えたら」ですね。
あれにめちゃくちゃ憧れました。
トム・ハンクスとエンパイア・ステート・ビルで。
私なりに福岡タワーで考えてね。
大吉≫何を言っているんですか。
僕はドラマで
男女７人がうろうろしている。
夏でも秋でも
どっちもいいですよ。
小林≫きょうご紹介するのは
ちょっと変わった
シチュエーションです。
まず紹介するのは
「４３年後のアイ・ラヴ・ユー」。
タイトルも意味深です。
主人公のこの男性
かつての恋人のために
アルツハイマーのふりをする
という
相当変わったシチュエーションの。
冒頭の部分、ご覧いただきます。
（ＶＴＲ）
７０歳のクロード。
妻を亡くした元演劇評論家。
近所に住む親友のシェーンと
老後をおう歌しています。
そんなある日クロードの目に留まったのは…。
人気舞台女優のリリィが
アルツハイマーになったという
記事でした。
昔の恋人だったリリィ。
クロードはもう一度
彼女に会いたいと願います。
クロードはすぐさま
リリィがいる施設に向かいます。
そこで４３年ぶりに彼女を見た
クロード。
なんと
アルツハイマーのふりをして
施設に入居することを
思いつくのです。
クロードの思いを聞いた
シェーンも
しぶしぶ協力することに…。
病気のふりをして、なんとか入居にこぎつけたクロード。
リリィが思い出してくれることを
期待したクロード。
しかし、その期待は
裏切られてしまいます。
小林≫というシチュエーション
なんですがまさに困難ですよ。
吉田≫すごいですね。