小林≫かつての恋人に
43年ぶりに
恋人のために病気のふりをして会いに行くんですが
自分のことを覚えていなかった
どうしますか?
<笑い声>
大吉≫ぶしつけな質問だね
どうしますか?と言われてもね。
すいませんね、ちょっと。
華丸≫後半が気にはなりますよね。
大吉≫ふりをしているけれどリリィのほうは
本当に病気なわけですからね。
ハッピーエンドにどうやってなるのかなって。
小林≫つないでいただいて
ありがとうございます。
クロードが取ったのが
あの手この手を使って
なんとかリリィに自分のことを
思い出してもらおうということ
なんです。
その様子もご覧いただきます。
(VTR)
つきあっていた当時の写真をリリィに見せるクロード。
毎日2人の思い出を語りかけます。
しかし、なかなかリリィの記憶は戻りません。
それでも
幸せそうに時間を過ごす2人。
果たしてクロードは
リリィの記憶を取り戻し
思いを伝えることが
できるでしょうか。
小林≫年を重ねた2人の
ラブストーリーなんですが
ご覧いただいたように
すごく、みずみずしい
初々しさもあるこの2人の関係が
どうなっていくのか。
吉田さんにおすすめするのには
もう1つ理由があって
元演劇評論家と
元女優ということで
この物語の中に
それこそシェイクスピアにちなんだ
やり取りや場面が出てきて
手紙の文面がシェイクスピアの
劇中のハムレットが書いた
文面を模して手紙を書いていたり
そういうのが
散りばめられているんです。
吉田さんは姿勢がよくなった
ひげという話もありましたシェイクスピアを演じる中で。
そういうふうにシェイクスピアの
作品から影響を受けることは
ありますか。
吉田≫手紙の文面?
小林≫考え方とか恋愛とか。
華丸≫愛の伝え方とか。
吉田≫よく出てくる
シチュエーションが
女性が男装をして
本人だというふうに分からずに
相手に思いを伝えるというような
ものが多いんです。
最後に
何だ、お前だったのか
実は俺もお前のことが
好きだったんだよ
ということになることが多くて
直接はなかなか言えなかったり
するじゃないですか
愛の告白とか。
でも別の姿、形を
取ると言えるみたいなね。
それは分からないでもないですね。
本来の自分は隠して
あるいは誰か別人になって
それだと言いやすいかなと。
告白もしやすいかなと思いますね。
いかがでしょうか?
小林≫ありがとうございます。
大吉≫聞いたのはそっちなんだから。
華丸≫もうちょっと
リアクションは取りなさいよ。
大吉≫お役所仕事はここまでだよ。
アンケートを
書かせるだけ書かせて。
小林≫責められてるんですか?
大吉≫責めてるんですよ。
<笑い声>
大吉≫この役者さんは
有名な方なんですね。
華丸≫メイクとかも
あるでしょうけれど
少しずつ、相手の女性が
若返っていくみたいな感じに
見えました。
後半が楽しみだなと思いました。
小林≫ありがとうございます。
ちなみにこの男性はブルース・ダーンという
ハリウッド映画で相当活躍され