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2021/01/16(土) 21:00〜22:00 NHKスペシャル「“感染爆発” 危機をどう乗り越えるか」[字]


ブラジルにしても南アフリカにしてもですね
免疫の落ちている、免疫不全の
患者さんに感染することによって
慢性的なウイルスの感染が
続いていくわけです。
そうすると

その中で治療に対して
抵抗性のあるようなウイルスが
選択されて、そうしたウイルスが
残ってきてるというか
それが広がっていく可能性があります。
イギリス、南アフリカ
ブラジル、アメリカで
起こってるようなことは
今の状況の
感染が拡大していく中では
日本の中でも変異株っていうのは
出現する可能性は
十分あって、日本株変異
変異型の日本株っていうのが
出てくる可能性というのは
注意しなければいけないと
思います。
浅野≫続いては
繰り返し伝えられている
医療崩壊の機器についてです。
NHKの調べですぐに使える病床の
使用率が90%近い神奈川県。
そこで取材を進めますと私たち誰もが直面しうる
あまりにも厳しい現実が


見えてきました。
≫主に重症患者の治療にあたる
聖マリアンナ医科大学病院。
≫家族と突然の別れを
余儀なくされる患者が
相次いでいます。
この日、危篤となった高齢の男性。
家族が
テレビ電話で声をかけます。
≫今、集中治療を行える
17のコロナ専用病床は
絶えず満床状態が続いています。
≫大きな懸念は新型コロナのあおりで
命に関わる救命救急医療に
深刻な影響が
出始めていることです。
もともと高度な治療を行うため
ICUなど
42床を確保していました。
しかし
17床をコロナ重症者用に。
3床を疑いのある患者用に
変えました。
その際、感染対策のため
間隔を空ける必要があり
6床が使えなくなりました。
一般の救急病床は16床にまで減り
人手もコロナ対応に
大きく割かれてしまいました。
≫こうした中、先週

恐れていた事態が起きます。
≫搬送されてきたのは
バイク事故で頭部を損傷した男性。
一刻も早い緊急手術が必要でした。
しかしコロナ対応に人手を取られ
スタッフが足りません。
急きょ、コロナに対応していた一部の医師や看護師が呼び戻され
別の科からも応援が…。
その数20人以上です。
なんとか男性は
一命を取り留めたものの
救急病棟は
薄氷を踏む状況が続いています。
≫そして、おととい
16ある集中治療用の
一般病床は残り1つとなりました。
容体が安定した患者を転院させられないか
別の病院に問い合わせますが
受け入れ先は見つかりません。
≫このままでは
救命救急が立ち行かなくなる。
別の病棟の一角に
コロナ用の病床を
さらに17設けることにしました。
≫しかし、その後すぐに12床まで埋まりました。
≫命に関わる重篤な患者すら
受け入れられない事態が
迫っているといいます。
≫新型コロナに感染した患者の側も
命をめぐる難しい選択に

直面しています。
東京医科大学
八王子医療センターです。
この日、自宅で呼吸困難に陥った
89歳の男性が
救急搬送されてきました。
医師は肺炎がさらに悪化した場合
人工呼吸器や
ECMOなどを使った
積極的な治療を望むかどうか

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