3連続ポイントでスタートしてそのあと、また連続ポイント。
解説≫石川選手のボールは
先ほど対戦した早田選手のように
パワフルなボールではないので
ちょっと伊藤選手距離が合っていないですね。
実況≫卓球台を広く使った伊藤。
解説≫伊藤選手トスの高さを変えましたね。
ずっとロートスを
上げていたんですけど
ハイトスにして
そのあと、石川選手が
ミドルにレシーブして
また、うまく1ゲーム目とは変わって
ミドルを使ってくると思います。
実況≫また仕掛ける伊藤。
解説≫台の中での戦いぶりが
今、目立った一本でしたね。
その中で伊藤選手
チャンスをしっかり見つけて
ものにしました。
実況≫また先に伊藤が仕掛けました。
伊藤選手が非常に卓球台の左右を
うまく使いますね。解説≫伊藤選手の特徴の
もう1つとして
サイドに
ボールを切るようなボールを
スピード感がある中で打てるというのも
強い秘密です。
石川選手伊藤選手のミドルを使って
ミスを誘っていますね。
卓球の場合、派手に取っても地味に取っても1点は1点なので
そういった部分で
点数を重ねていって
先に11点取れたらいいなと
思います。
実況≫両者の得点の合計が
6の倍数のときには
タオルを取ることができます。
今のラケットの使い方…。
解説≫今のは逆チキータですね。
チキータってボールの側面をこする
レシーブなんですが
それとはまた反対方向に回転をかけました。
実況≫ポイント、伊藤です。
解説≫やはり、伊藤選手のラケットがあるところに
今ボールが連続にいってしまって
バックハンドで強く押されてしまった。
これは、伊藤選手が
バックに張っているラバーの。
異質ラバーとしては
すごく自信がつく1点でした。
実況≫イメージどおりに
ボールがきませんでした。
先ほどから異質ラバーという
お言葉が出ていますが
つるっとしたラバーではなくて
粒立ったラバーですね。
解説≫石川選手は両方とも
裏ソフトラバーという
つるつるしていて
回転がかかるラバーですが
伊藤選手は
フォア面には
同じく回転がかかるラバー
そしてバックには粒々のついた
異質ラバーを使っています。
実況≫黒い面がつるっとしたラバーです。
裏面の赤いほうが
ざらついたラバーを使っている
伊藤です。
解説≫今のタイミングは変えましたね。
誘い球といいますか
そういったものが際立っている2ゲーム目です。
実況≫左右の揺さぶりと同時に
前後の揺さぶりというのが
卓球にはありますね。
解説≫伊藤選手のスピードを
出させないためにも
そういったものは必要ですね。
実況≫なすすべなかった石川。
解説≫サービス自体意識はよかったんですが
ちょっと甘くなってしまいました。
もうちょっとサービスのコースを厳しくするか
回転をつけるか
どちらかが必要です。
実況≫台上の攻防になりましたが
第2ゲーム石川取ってゲームカウント、1対1。
第1ゲームは伊藤美誠が11対4。
第2ゲーム11対7という石川佳純のゲームになりました
第2ゲームです。
石川の7点目のシーンです。
福原さん、石川選手の
2ゲーム目のよさというのは
どんなところに
ご覧になりましたか。
解説≫石川選手
うまく伊藤選手のミスを
誘っています。
伊藤選手からすると
攻めてるつもりなのに