＜名人になった今でも頭を抱えることがある＞
う～ん…
＜いつもと何一つ 変えていないのに→
なぜか 発酵の勢いが弱かった＞
＜嫌な予感…＞
よし
ＯＫ
＜一体 何がいけなかったのか＞
＜祈るような思いで窯を開けたのだが…＞
＜案の定 山の膨らみが
いつもより ひと回り小さい＞
＜思うように
生地が伸びていなかった＞
＜こんな時は じっくり腰を据えて
材料と語り合う＞
＜数日後＞
＜試行錯誤の末こね方を加減して→
生地を 硬めに仕上げてみた＞
これは…
＜問題の原因は 定かではない＞
＜だが それを克服するのもまた職人の醍醐味＞
あぁ…
ず～っと
＜この日 工房に 孫がやって来た＞
ズボンあるか？お母さんに ちょっと聞く
＜大学２年の陸人さん＞
＜折を見ては 仕事を手伝っている＞
＜将来は 店を継ぐつもりだ＞
うん そうやな…
＜孫が 一緒に働き始めるまで
あと２年＞
＜それまでは 頑張らなければ…＞
なるほど
＜頼もしい若者が
初めて 窯入れに挑む＞
（陸人さん）左の奥からやんな？
（隆さん）左の奥
＜いつか この窯が 孫にとっても
心強い相棒になるだろう＞
＜小さなパン工房で
繰り返されてきた→
家族の営み＞
はぁ…よし
＜新年早々→
長く懸案だった窯の点検に踏み切った＞
本年も よろしくお願いします
よろしくお願いします
いろいろ お世話になります
＜何せ 作られてから８０年余り＞
＜不具合が見つかっても
おかしくはない＞
＜思わず 耳を疑った＞
＜空襲を生き延び震災にも耐えた 奇跡の窯→
さすがに 少々 疲れていたか＞
＜新年早々 断行した初めての点検作業＞
＜天井に 抜け落ちそうな
レンガが見つかったため→
大事に至る前に 補修できた＞
これ…
フフフ…
使い方やわね
＜歳月を重ねた頑丈な窯と
老練の職人にしか 生み出せない→
とびきりの味＞
ハハハハ…
ハハハハ
（スタッフ）１００点 出来たら 連絡くださいね
もう おらんと思いますけど
ハハッ ハハハハ
＜竹内善之と
奇跡の窯の二人三脚は→
まだまだ続く＞
＜諦めるわけにはいかない＞
＜未公開シーンは
ＹｏｕＴｕｂｅチャンネルで＞
＜ＥＣＭＯのスペシャリスト
小倉崇以＞
＜コロナ重症患者 最後の砦＞
＜一つでも 多くの命を救う＞
2021/01/17(日) 23:25〜23:55
ＴＢＳ１
情熱大陸【パン職人／竹内善之▽８８歳現役パン職人は「奇跡の窯」で今日も焼く！】[字]
戦争や阪神淡路大震災を耐え、今も現役の「奇跡の窯」を相棒に、生地はミキサーに頼らず全て手でこねる米寿を迎えたパン職人！パン激戦区・神戸で愛され続ける食パンの秘密
詳細情報
番組内容
しっかりとした外側とは裏腹に中はふわっと軽く、また、鼻に抜ける小麦の香り…パン激戦区・神戸で８９年間愛され続ける『食パン』を作るのは、フロイン堂の２代目店主・竹内善之。先代からの味を守り続けるその製法では、一般的にミキサーを用いてこねる生地は全て“手”によってこねられる。手から伝わる、粘り気や硬さ、温度など…繊細な情報を基に、こねる時間や水分量を調整して最高の生地を作り上げていくのだ。
番組内容２
そしてもうひとつ、戦争でも阪神淡路大震災でも壊れることなく、今なお現役の通称「奇跡の窯」だ。彼の相棒は“手”によって育てられた生地を、最高の食パンに焼き上げてくれる。そんな「古き良き」を守り続ける８８歳の店主だが、休日はパソコンの前に座り同世代の友人たちとリモート会話を楽しむ意外な横顔も―。 「パン作りは私にとってラジオ体操みたいなもの。毎日かかさずやり続けるんです」そう笑う、現役パン職人の素顔。
プロフィール
【パン職人／竹内善之】 １９３２年 兵庫県神戸市出身。８８歳。 神戸市東灘区岡本にあるパン店「フロイン堂」の２代目店主。 サラリーマンだったが、先代だった父が亡くなり、２９歳で店を継いだ。 現在は３代目である息子とともにパンを焼く。 休日は家でパソコンを駆使しリモート会話や囲碁に興じる。
公式ページ
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◇番組ＨＰ http://www.mbs.jp/jounetsu/
制作
【製作著作】ＭＢＳ（毎日放送）
おことわり
番組の内容と放送時間は、変更になる場合があります。
ジャンル :
ドキュメンタリー／教養 – ドキュメンタリー全般
福祉 – 文字（字幕）