<DASH島>
<冬の砂浜で
城島は→
待ちに待ったものを探していた>
(城島) さぁ 今年も やりますか。
どうかな?
あれ?
ありますかね?
あった あった あった これ これ。
これ
大事よこれを使わなアカンからね。
よいしょ…
虫こぶ。
<これは→
植物が寄生虫に侵されると→
身を守るために作る
かさぶたのようなもの>
<砂浜で
初めて見つけたのは4年前の冬>
おっ
。(山口) どうした?
何だ?
これ。
へぇ~
。
<枯れたヨモギの茎に
綿状の塊が>
<調べてみると
ハエの幼虫がヨモギに寄生してできた虫こぶ>
<葉の裏に生えているものと
同じ繊維で→
体を守るために
寄生された部分を包み込んだものだが→
その繊維が
お灸のモグサに使われているものと→
同じと知って→
寒さしびれる時期に かき集めてモグサの代わりに>
<クルミの殻を使う…>
クルミの下の目が温かくなってきた。
<…が!>
ホンマに やっぱ いいんや…。
熱い
熱い 熱い!ハハハハハ!
熱い
熱い 熱い 熱い!
<そこで
風で飛ばぬよう大きく丸め→
腹を温め
全身の血行を促すボール灸>
<…が
デカくし過ぎて>
熱い
熱い! 熱い 熱い 熱い!熱い 熱い 熱い!
<とはいえ
これで>
でも
疲れ 取れたわ。
(
長瀬) ウソつけ。
<それが
今年は>
いや~
でも ちょっと…。
<確かに
例年は白い花のように→
1本のヨモギに
いくつもの虫こぶが付いていたのだが>
もう
ちょこんと あるぐらいやな。
えぇ~
なぜだ。
<今年は
小ぶりな虫こぶが→
ヨモギ
数株ごとに点々とある程度>
<理由として考えられるのは>
気候のことは。
<木原さんによると>
<去年の夏は 東京で…>
<全国的な長雨>
<そのせいで…>
<そこへ>
(松岡) 持ってきたよ 取りあえず。あっ ありがとう。
(
松岡) 何? これ何に使うの? こんなの。
申し訳ない
。
<念のため
頼んでおいた瓶が役に立つ>
例えば
これで。
(
松岡) やるやる やるやる。(長瀬:国分) あぁ~。
そうそうそう
丸いやつ あれ。
<昭和の天才プロレスラー…>
<背中の丸い痕から傷ついた体のケアに→
使っていたと思われる>
<民間療法…>
<古代インドで
体内の毒素を→
動物の角を使って吸い出したのが
起源とされ→
後に
中国で瓶の中を火であぶり→
真空状態にして
吸引する方法が主流に>
<患部に
内出血をわざと起こしそれを治そうとする…>
<藤波辰爾だけでなく
世界のトップアスリート達も→
ここ一番での効果に
期待している>
<これなら
火種の虫こぶは少なくて済む>
(
国分) もう 慢性的になっちゃってんだよ。
(
松岡) 何? リアルなやつかよ。
<リアルに
笑ってもいられない状態だった>
<四十歳を過ぎてから
始めた→
DASH島の開拓>
<しかも→
冬の
いてつく海に>
<こんな日々も6年目>
ハハハハ!
<ダメージは蓄積し→
盛り上がるはずのリンボーダンスも>
はっ!
ダンダン ダンダダン…。
あ痛ててて
腰 痛い。
頑張れ
リーダー。
あぁ
腰 痛ぇな!
<…で>
(笑い)そんな状態だったの?
ちょっと…
。
うん
。
すぐ脱げないでしょ
。
いや
すぐ脱げんな またすげぇな。
あぁ
寒いわ!
(
長瀬) もう 緩い体になってきたね。
(
松岡) いよいよ きたな。
ちょっとね…
。どこら辺?
リアルに言うと
ホンマにね…。(松岡) ケツのとこでしょ?
ここ
ここら辺ホンマに ここがね。
あぁ
。
(
松岡) ここに置くよ じゃあ…。
うん
敷いてある 貝が。
<というのは
腰痛に効くといわれる…>
<ヤケドしないよう
湿らせた布などを肌に置いたら→
その上に
火種となる燃えやすい紙などを>
<火をつけて
消えないうちに吸玉をかぶせると→
中の酸素を燃焼し
真空に近い状態に>
<このまま
10分ほど待てば内出血し→
自然治癒力が高まるという>
あぁ いいね。あっ いいかも。
(
松岡) OK OK。
<瓶の口は
吸玉とほぼ同じ大きさ>
<そして>
リーダー この辺でいい?はい。
<ヤケド防止の貝殻の上に
虫こぶを載せたら>
つけてね
。
風で飛ぶから
気 付けてね風で飛ぶから。
(
松岡) 危ねぇ。
(
松岡)消えちゃったかな。(長瀬)消えちゃったかもしんない。
付かないね
。<そこで 手を風よけにして>
(
松岡) もうちょっとだ。ついた?
(
長瀬) あっ きてる きてるいいよ いいよ もう大丈夫。
いけると思う
。見えへんからね。
<火は
徐々に虫こぶの繊維に広がる>
<ここに
瓶をかぶせれば→
中の酸素を燃焼し
肌を吸い上げる>
あっ
今 ふた した?うん した した。
ありがとうございます
おっ。
どう?
キュ~ってなってる?
(
長瀬) でもね 煙でだんだん白くなってきて→
中が見えなくなって
。
<…と>
(松岡) 今 カポンってなったね今 吸ってた 吸ってた。
よしよし
もうちょいだ。
<つまり
瓶が大き過ぎて中の酸素が燃焼しきらず→
肌を吸い上げるには
至っていない>
(
長瀬)もうちょい やっぱ 多めに…。
(
松岡) こっちにしようかじゃあ これ これ。
うんうん
そうだね。大きいね。
<そして
瓶は>
(
松岡) それにするか。
(
松岡) これでいこう これ。
<つまり
虫こぶの量を増やして火力を上げつつ→
瓶を小さくすれば
燃焼させる酸素も減り→
吸引しやすくなるはず>
<しかし>
ぐっ…
。
<こうしている間にも
腰は冷える>
(
松岡) 取りあえず 取りあえず上だけ こうしとけば?
(
長瀬) そうだよ。優しいねぇ。
分かんないけど
別に 無理してさ…。
ここだべ?
ここだけでいいべや 別に。
<では>
(松岡) 寒いですね。
もうちょい?
もうちょい つける?
<ならば
ボーカルの肺活量で>
メラメラっときたら…
。
(
長瀬) もういいふた閉めていいと思う。
ふた
した。どうやろ?
(
長瀬) あっ いい いや~。
(
長瀬) 出てるよね吸ってんのかな?
(
松岡) 煙 けっこう出てるね。
今
もう ふたしてんの?(松岡) してる してる。
温かい?
うわ いいね。
(
長瀬) 下のほうが燃えてる。ちょっと 温かい感じ。
きた?
もわ~っと。
(
長瀬) モワっと きた?うん 何か…。
<…と>
(松岡) 盛り上がってんじゃない?すごい すごい すごい! おぉ~。
(
長瀬) めっちゃ 吸い付いてる。持ってかれる おぉ。
分かる?
おぉ おぉ。
(
松岡) 盛り上がってんじゃない?すごい すごい すごい! おぉ~。
(
長瀬) めっちゃ 吸い付いてる。持ってかれる おぉ。
分かる?
おぉ おぉ。
(
長瀬) いいかも いいかも。これ ちょっと 初めて。
えっ
何? これ。(松岡) これ すごいでしょ。
おぉ
。
おぉ
。今も?
うん
グ~って。
これ
だって ちょっと 横なるよ。
横なっても
取れへんよ。あぁ すげぇ ホントだ 取れない。
(
松岡) 熱くない?(長瀬) 熱い?
いや
熱くないすごい吸い付いてる。
おぉ
おぉ おぉ すごい すごい!何じゃ これ。
すげぇ
あぁ でも ほら…。
(
長瀬) そうだね。いいかも。
<これで
10分もすると内出血>
<瓶を外せば
自然治癒力が高まるはず>
(
松岡) 吸い付いてるでしょモ~っと盛り上がってる ほら。
(
長瀬) 中がね。(松岡) ギュ~っと引っ張られて。
ちょっと待って
。
取れない?
えぇ? あぁ~ すげぇ ホントだ取れない。
ふた
してるよ。
(
松岡) もう一個ぐらいやろうぜもう一個ぐらい。
これは
このままやっといたほうがいいな。
(
松岡)もう一個 つける。
<…が
効いてはいるので>
(
松岡) OK ここね はい。
(
長瀬) リーダー 火つけるから動かないでね 危ないからね。
ほっ
。
(
松岡) これも完璧だよ…おぉ 上がったよ。
<今度は
分かりやすく>
あれ?
吸われちゃってる リーダーが。
(
長瀬) 大丈夫? リーダー 瓶の中に入っちゃうんじゃないの?
入っちゃうよ
リーダー。吸われちゃう~。
うぅ…
。
ヤバい
リーダー 入ってっちゃうこの中 リーダー 入ってっちゃう。
(
長瀬) 大丈夫? リーダー。(松岡) チュルンって入っちゃう。
(
長瀬) 熱い?熱くない すごい吸い付いてる。
うわ
。その感覚は いい感じなの?
いい感覚
。(松岡) じゃあ 大丈夫だよ。
おぉ~
。
えっ
動いたら何なの?動いたら何なの?
(
長瀬) 立てないって感じ?グ~って おぉ 何や これ。
よいしょ…
おぉ おぉ!
(
松岡) 全然 大丈夫だと思うよ。
(
長瀬) ポロンって取れない?おわ すげぇ。
ホントだ
すげぇ おもしれぇ。こんな感じ。
あぁ
すごい すごい。(長瀬) すげぇ。
何つうんやろ
何かね 体によさそうな気 する。
<しっかり
内出血させたほうが効果があるといわれるが>
何で?
どうした? どうした?
(
長瀬) 寒いよね。
寒っ
。
あぁ
すげぇ!(松岡) ほら どう?
プロレスラーで見たことある
。
(
長瀬) でも これ 効いてんじゃんこれ 内出血してるもん。
痕ついてる?
(松岡) ちょうどいい ほら。
(
長瀬) 顔? あれ?リーダー ここにもいたよ。
口ひげ
口ひげ。ハハハハ。
いや
何かね…。
<すると
早速>
あっ
でも 何か…。
無理しないでよ
無理しないでよ。
ホント?
でも 何か すっきり。(長瀬) へぇ~。
(
松岡) なら よかった。
(
松岡) あくまでね。個人的な意見やけど。
<その
おかげか>
女王
来た!
来てるね
。
<冬の…>
(木村さん) へぇ~! へぇ~。
<さらに
東京湾の入り口で>
来てる
来てる 来てる。来た 来た 来た。
うわ
重てぇ~。
あっ
2匹!
<そいつを>
うわうわうわこんなに出るんですか。
いい脂
出てるうわ~ ポタポタ落ちてる。
おぉ~
これは おいしそうやな。
うわ!
出た~!
<…の一角>
<冬の横浜DASH海岸で>
うん?
(スタッフ) 達也さん宛てに…。
何だろう?
お~。
何だろう?
サメの歯以来 何か来ますね。
何だべ?
あ~?
<達也
すぐに分かった>
うわ
すげぇ。
これ
あれですね マダコ…。
(
木村さん) そう。
そうだよね
。
<そう
漁師さんがタコを捕まえる時に使う→
プロ専用の道具>
<使い方は→
おいしい匂いがするエサを
カゴの中に入れて→
海に投げ込むだけ>
<腹ぺこのタコだけでなく魚やカニまで→
カゴの中に引き寄せられる>
<しかも自ら進んで カゴに入るので>
魚も傷つかないし
。
それが
この漁具の いいとこだよ。(木村さん) そうですね。
<送ってくれたのは>
あっ。
なりましたよ
今年 46歳1月10日に。
「
達也さんが欲しかったタコカゴのプレゼントです。
ぜひ使ってください
」。
あの坊ずの
。
<臼井さんは去年…>
いきますよ。
<東京湾
横須賀の海で>
おら~!
(一同) うわ~!
いや!
うわ~ ハハっ!
(
木村さん) これこそ宝石ですよ。これが宝石ですか。
<お世話になった
タコカゴ漁の名手 実は…>
(
臼井さん) 何? 何よ?
俺…
。
(
臼井さん) はぁ? ハハハ! 何?マジ?
<生まれた日が
一日違い>
<そんな達也にできた
海の同級生が>
こんなに入るんだね
。
(
木村さん) これ また うまそうなサイズですね。
<…と言っていたのを
覚えていてくれた>
ハハハ!
でも…。
ハハハハ!
臼井さん!
こうやって
「おはようございます」。
あっ
そうなんだ。
<実は
一点もの>
<カゴの大きさ
穴の角度など→
それぞれの海や漁師さんによって
こだわりが>
<かつては
日本中の港の近くに→
オーダーメードで作る
カゴ職人さんがいたが→
時代とともに減少し→
現在では 日本に数件しか残っていない>
<横須賀の臼井さんは
三重県の職人さんに>
めっちゃ
うれしいんだけど。(木村さん) 何 それ。
あっ!
(木村さん) ハハハハ!
(
木村さん) すぐ 漁業やれって話。すぐ やれってことですよね これ。
(
笑い)
<では>
うわ~ エビの いい香り。
(
木村さん) 干しエビはエサとしては完璧だと思います。
匂いが強いし
。あ~ なるほど。
(
木村さん) いい出汁の出るやつはいいエサになるんですよ。
俺が食えるぞ~
よし。
(
木村さん) こうやって 定期的に調査しておくって大事ですよね。
そうですね~
OK。
じゃあ
セッティングに向かいましょう。
(
木村さん)ちょっと やってみましょうよ。
はい
。
よいしょ
来いよ~。
よいしょ
何が かかるか?
<水深3m>
<…と すぐに>
<工業地帯のぬし
チチブが→
おいしい匂いに
たまらず>
(
木村さん) どうですか?
よいしょ~
つかまえた。
どうかな?
<…と!>
(
木村さん) どうですか?
これは何ですか?
(木村さん) へぇ~!
ほら
ハハハハ!
(
木村さん) へぇ~。
うわ~
すげぇ いっぱい いる。
(
木村さん) えぇ~?
(
木村さん) ホントですよね。
うわ~
。
すげぇ
。
(
木村さん)カゴカキダイっていうんですよ。
カゴカキダイ
。(木村さん) そうなんです。
これ…
。
(
木村さん) そうそう。
<名前の由来は
江戸時代の人力タクシー→
駕籠の担ぎ手
駕籠かきから>
<駕籠かきの肩には
背負った柱が こすれることで→
大きな
たこが>
<この
たこが 出っ張りおでこと似ているため カゴカキダイ>
<普段は
暖かい四国や九州で群れを成し 暮らしているが→
黒潮に乗って
関東に来ることも しばしば>
<冬の間は
比較的 暖かい→
工業地帯に
身を隠しに来たと思われる>
<しかも>
アハハハハ!
へぇ~
。
<九州地方では
格安の食卓の定番>
<肉厚でジューシー
アジに匹敵する おいしさ>
<…と
達也>
あっ
おっ あれ?
何だろう
あれ。
何か
いるなどこ行った? 追い込むぞ。
それ
。
えっ
何 何 何? これ。
(
木村さん) これね…。
ウソ…
。
コロダイ
。
そうですよ
。
<それは
去年の夏>
おい
腰 入れろ 腰! 腰 入れろ!
<東京湾の入り口で>
腰 入れろや!
これか!
うお~。すげぇな 手づかみ。
あ痛っ!
デカっ 何や これ。
(
木村さん) コロダイ。クロダイ?
(
木村さん) コロ。コロダイ。
<知名度のなさから
激安で売られるが→
その味は絶品>
<ふわふわで 癖のない白身はどんな料理にも合う>
<子供の頃だけ
くっきりシマシマ>
<それには
訳が>
へぇ~
。
<うり坊のこと>
<単独では目立ち過ぎるため→
群れで暮らす
シマシマの魚達に紛れることで→
襲われる可能性を
低くする>
<集団に紛れることで→
自分の体まで大きく 錯覚させる効果も>
(
木村さん) タイばっかり。ハハハハ。
おめでたい話ですよね
。そうですよ。
めでたいもんばっかり
入りましたから。
(
木村さん) ねっ。ねっ。
(
木村さん) でもね…。
えっ?
(木村さん) だからタイの仲間じゃないのに…。
(
木村さん) …っていう言い方するんですけど。
あやかり鯛
。(木村さん) はい。
<マダイの仲間
実は…>
<それ以外の
タイと付く→
マダイのイメージに
乗っかっちゃってる魚…>
<その中には…>
へぇ~。
あぁ
そうなんですね。うん。
<取れたら料亭直行の
すごいやつが東京湾に>
<そのうまさ>
<名店のご主人も>
<そこで
城島も合流し→
東京湾の入り口
三浦市へ>
(
一同) おはようございます。
よろしくお願いします
。お願いします。
<岩野さんは
ここ 三浦で…>
<漁師の跡取り>
<冬の女王を狙う 大物ハンター>
<使う仕掛けは独特で
TOKIOも初めて>
えっ?
これ?
<つまり
このストローを使って→
女王が大好きなエサの偽物→
疑似餌を作る>
これ
ぱっと見たら…。
ここ曲げて…
。
<実は
あながち間違いではない>
えっ
そうなんですか?
<そう
これを使って作るのは エビ>
え~
これ 初めてパターンだな。
それは
ちょっとマスターしたいな。
<ハサミを縦に入れ
三つまたに>
これがエビになんのかな?
(岩野さん) これを…。
<岩野さん独自の編み方で
何度でも使えて→
エサ代もかからない>
1本で作るんですか。
(
岩野さん) 2つ目まで折るとこういう形になってきます。
<達也は相変わらずの
のみ込みの早さで>
あっ
。
いやらしいな
言い方。すごい すごい。
(
木村さん) よくできてるな。よくできてるわ これ。
まるでエビですよ
。
<あとは
ハサミで チョキンと→
脚や触角を作っていく>
<だが 細かい仕上げ>
<目を休ませながら→
30分かけて>
よし
。
リアルだな
それ うまいな。
まぁ
OKですか?(岩野さん) 上手です。
<実は
この偽物のエビ…>
<そう
その軽さと 中の空洞に潮の流れが入り込むことで→
本物のエビよりも
エビらしい動きをするという>
<一方
こちらの出来は>
エビじゃないな
。
ヤバいな
。
何じゃ
これ。
<そして
最年長が作ったのは>
うわ~
ちょっと…。
(
岩野さん) いや うまいです。
<ストローの空洞部分に
釣り糸と針を通せば>
<生きたエビのように見えるのか
水槽で確認>
どうでしょう?
どれどれ?
おっ
おっ。泳いでんじゃん。
泳いでる
泳いでる。いいじゃん! ヤベェ…。
今日
。
<一方>
それ ヤバいな。ヤベェ…。
<…が
その不安を覆す意外な結果が>
(
岩野さん) そうですね。あの 高い山のとこ。
(
岩野さん) はい。
そうですね
この…。
はいはいはい
。
<そう
女王は ここ 東京湾の→
一番
潮の流れが速い海底に穴を掘り→
エビやカニが流れてくるのを
待ち構えている>
よっしゃ
よし いこう。
はい
いってらっしゃい。
<女王様が潜んでいるのは
水深100m>
(
岩野さん) そのまま 底 着いたらちょっと…。
<エビを動かし
女王様にアピール>
<…と
まさかの あのエビに>
あ~
。
≪うわ
すげぇ!≫
えっ
女王様 来ました!?お~ 何か来てるね。
おっ
。
何だろう
あれ。
マスクを取って
仮面を取って来ておくれ 女王様!
来たか?
あっ 何か えっ ちょっと待って。
何だよ~
。
<でも
城島の作ったエビにだまされた>
(
木村さん) 背中に こう鞍が掛かってるような→
こんな模様があるんで…
。
<水族館の人気者>
<ぱっちり お目目でかわいいやつだが→
食べても
うまい>
<上質な白身は
火を通せばふわっと軟らかい>
へぇ~
そうか…。
<…と
海の専門家に>
(
木村さん)来てる 来てる 来てる。えっ マジ?
来てるじゃないですか!
(木村さん) はいはい はいはい。
赤い
何だ?来た!
≪お~≫
よっしゃ!
(
木村さん) お~!
ウソ~
。
<そう
築地では1匹1万円もする…>
<赤い体と
クジャクのような青いヒレが特徴>
<江戸時代には
殿様への献上品にもされた→
貴重なやつ>
<…と また 海の専門家に>
何か
。何か来てるわ。
すげぇ!
あっ 赤い。おっ 来た! これが?
来た
来た 来た 来た。えっ あら?
(
木村さん) 小っちゃい。
(
木村さん) 何だろう これ。
これ
何ですか これ。
これ
何?
<TOKIOだけでなく→
漁師の岩野さんも 海の専門家も分からない魚が>
<そこで
後日→
TOKIOの
海の仲間で…>
<工藤さんに聞いてみた>
(スタッフ) えっそんな珍しい魚だったんですか。
<その名前は…>
<研究者もめったに見ることができず→
専門の図鑑にも
生態が不明と書かれている→
謎の魚>
<東京湾どころか 日本中で幻中の幻として扱われ→
その価値…>
<ということは この日は2匹で>
<でも
この時は それが分からず>
(
木村さん) 小っちゃい かわいい。
<12万円は…>
<…と!>
来た!
来てる。
すげぇ
すげぇ。巻きましょう。
おぉ…
あっ いい。
うわ~
。来てくれよ。
ヤベェ
ヤベェ ヤベェ ヤベェ…転ぶ 転ぶ。
ちょっと待って!
ちょっと待って!
来た
来た 来た 来た!来た 来た 来た!
ついに!
よっしゃ~!
よっしゃ~
来た!(木村さん) やった やった。
やった
やった やった!
すげぇ
。
イエ~イ!
(木村さん) これ これ これ。これ?
ちょっと~
。うわ~ 釣れた 釣れた。
(
木村さん)うわ~ すげぇ いやいや…。
これは
すごいです。ダブル。
(
木村さん) 立派。すごいね。
アマダイ!
アマダイ へぇ~。
いや~
。
バコっていう
。
(
岩野さん) そうですね。
<この下に向いた口で→
砂地に穴を掘り→
エビやカニを待ち伏せする>
<出てくるのは獲物を捕らえる時だけ>
<名前の由来は→
その身の甘さからという説と→
顔が尼さんに似ているから
という2つの説が>
<およそ30cmでも
大物サイズだが>
これも…
。
大アマダイ?
えっ えぇ~ そうなんだ。
<大アマダイは
釣り人の憧れ中の憧れ>
<かの…>
<2万円の値が付くことも>
<では
そんな貴重なやつを新鮮なうちに>
やりましょう
。
おろしてみてください
。分かりました。
いや~
きましたよ アマダイ。
アマダイ料理
。
女王様
。
<これまで
50種類以上の魚をさばいてきた城島>
<気付いた>
何か そうですね。
そうだよね
。
<そう
岩場を好むマダイは→
ぶつかっても
傷つかないように→
大きく厚いウロコ>
<一方 女王アマダイは→
フカフカの砂地で
穴蔵育ち>
<身を守る必要が少なく
ウロコは小さく薄くなった>
奇麗ですな
。
<ウロコが取れたら>
貴重ですね。楽しみ。
<3枚におろす>
こんな感じ?
いや~
透き通ってる。
タイだね
。
上がったばかりの割には→
寝かせたかのような柔らかさですね。
軽く…
。
塩を
はい 分かりました。
(
木村さん)腹が もう 鳴ってきましたよ。
ぼやけないわけですね
。そうですね。
<…と
すぐに>
ちょっと
何か こう しっとりと…。
<うま味が凝縮したところで>
してみましょう。炙り刺し。
絶対
うまいよ。
よいしょ
。
あっ
結構 皮 しっかりしてる。
はい
。
よっ
。
<…と
すぐに>
うわ
すげぇ いい匂いする。
フゥ
。
(
岩野さん) 皮も うま味成分が出て すごく おいしいんですよ。
<その証しが>
ウナギみたいですね。
すごい
見事な脂。
うわ~
いい感じ。カルビですよ これ。
<粗熱が取れたら>
えぇ~。
ねっとり感が
すごい出てるね。すごいな。
いや~
気持ちいいこの切れ具合が。
うわ
うまそう。
これ
木村さんのひと口目 食べた時の→
「
むほ~」が出ますよホントに。
ほっ
これは。
これ
おいしいですよ。
これは
いいね。
<もうひと品は
アマダイならではの料理を>
さっき
切ってもらった もう1枚ウロコを取ってないほうを。
はい
ウロコついてますけど。おっ ウロコ付き。
(
岩野さん)から揚げにしてみましょう。
そのまんま
いっちゃうんだ。
ねっ
。
ごりごり
いってる。
ウロコが
おいしい?(木村さん) シャリシャリして。
片面
。片面。
<身のほうに
塩 コショウ 片栗粉>
<…で
皮のほうに>
(
岩野さん) ウロコの表面をぬらしてください。
へぇ~
。
<油に入れた時
急激に蒸発させる>
いきますね
。
<…と
すぐに>
あぁ~
ほらほら…。
ヤベェ!
おぉ。イエ~イ!
ウロコ
立ってますよ。なってる なってる!
(
木村さん) 奇麗 奇麗。えぇ~。
これこれ
これこれ!
これは
いい。これ これ!
(
岩野さん) これ松ボックリに似てるから…。
ウロコが
もう。
うわ~
。来た。
これは…
。(木村さん) うまそう~。
いや~
。(木村さん) 奇麗。
塩だな
。いいですね。
松笠揚げ
。(木村さん) うわ~ 奇麗。
いい色
。いいですね。
来ました~
アマダイ!
<まずは>
お刺し身から。ぜいたくですね。
これは
ちょっと初めてだな。
いっちゃいましょうよ
。いきますか。
いっちゃいましょう
。いただきます では。
出汁しょう油
。(木村さん) はい まずはね。
食べたことないからな
。
あぁ…
。
皮の香ばしさと
うん。
なるほどね
。
うん!
ねっとり うん。
身
締まりましたね やっぱり。
塩
振ってちゃんと 水分取ったところがね。
うん
うまい!
(
木村さん) 食べ終わった後に…。
残ってますね
。
<そして>
熱々で。
松笠
。(木村さん) はい。
これは
ヤバいわ。いただきます。
んっ
。
このウロコが
サクっとしてるのに→
中が
ふわっとしてうわ~ おいしいな!
あっ
。
う~ん!
これ 衣じゃ 出せないわこの香ばしさ。
立って
丸まってんだね立ち上がってから。
これ
うまいよ。
サクサクだもんな
。
ハハっ
間違いない。
めっちゃ
うめぇ。
<そして
もうひと品>
じゃあ
いきますよ。
楽しみだな~
。
<これは?>
お出汁。
<水に浸したお米に
昆布から取った…>
これ
お酒です。
<香り付けに>
<そこに のせるのは>
いい匂いしてるよ
。(木村さん) これは ヤバいぞ~。
おぉ~
おい。
おい~!
<小骨を 全て 取り→
香ばしく炭火で焼いた半身を>
ワオ!
甘鯛めし
見たことないな。
これは楽しみだね
。甘鯛めし。
<中火で20分
三つ葉をのせて10分 蒸らせば>
鯛めしでございます
。
どんな?
どんなん?
(
3人) うお~!
来た
来た 来た 来た。
これ
来てるね。
うわ~
。うわ いい匂いする。
たまんねえな
。
(
笑い)ダメでしょ。
もったいないけど
仕方ないですね。
全部
伝わるように。
よいしょ
。
うわ~
。
皮目が
。
いい感じになってるよ
いい感じになってる。
おぉ~
これは おいしそうやな。
いただきます!
いただきます!
もう
匂いが。
あぁ
いい香り!
うわ~
。
おいしい!
(木村さん) う~ん!
脂かな?
脂の分がまた ちょっと おいしい。
(
木村さん) うん 皮も うまい。皮 うまいっすね。
(
木村さん) 皮が うまい。
(
岩野さん)なかなか食べれないですね。
これは
普通の鯛めしとちょっと 香りが違う。
違うね
。
<そして
これに>
ほっ
。
この…
。
じっくり…
じっくり やりましたから。
最高だね
。これは…。
この色
。うわ~ おいしそう。
最高の甘鯛茶
。
たまらん
。匂いが 半端ないよ。
いきましょうよ
。いこうぜ。
エキスが
すごいよ これは。いただきま~す。
うん!
やられた。
(
笑い)
うわ!
出た~!
一回
焼いてから鍋に入れてるから。
取りあえず…
。
出ました
早速。
これ
超えないな もう。早く出しちゃったな。
(
木村さん) うわ~。
嫌なとこ
何にもないんですよ。ない ない ない。
確かに
。いや これは…。
<というのも
達也 帰りに寄りたい場所が>
あぁ
いらっしゃった。
何だ
どうしたの?
使わせてもらってます
。
(
臼井さん) はいはい。甘鯛を釣って。
もう
ちょっとですけれども。
<これは>
<1匹2万円近い半身を>
オホホホ
これ やっぱ…。
<冬の潮風に当て
水分を抜きうま味を凝縮させる>
<徳川家康も愛した
アマダイの干物>
<水分が
しっかり抜ければ→
あめ色に>
(臼井さん) うれしい!
もう
満足 満足 大満足ですよ。
イエイ
イエイ イエイ イエイ。
あぁ
いいっすね。ちょっと。
いってください
。
<同級生が釣ったアマダイは
臼井家の食卓に>
2018/02/25(日) 19:00〜19:58
読売テレビ1
ザ!鉄腕!DASH!![字]
【DASH島】漂着物の空き瓶を真空に!患部吸引で城島の腰痛治せるか!?【DASH海岸】東京湾の激流エリアに潜む“冬の女王”…赤ストロー製のエビで釣れるのか!?
詳細情報
出演者
TOKIO(城島茂、山口達也、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也)
番組内容
【DASH島】年々ひどくなる腰痛を治すため、城島は無人島のお灸・ヨモギの“虫こぶ”を探し回るが…今年は虫こぶが不作で、お灸をやるには少なすぎる。そこで、真空カップで患部を直接吸引するインドの伝統療法“吸玉”を試すことにするが…【DASH海岸】極寒の横浜DASH海岸で作業中のTOKIOのもとに再びお届け物が!その中身は達也が熱望していたアノ伝統漁具!早速、ソイツを使って今年初の生物調査に乗り出すが…
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