2018/07/30(月) 00:55〜01:25 NNNドキュメント「つなげるか未来へ〜豪雨1年 ローカル線の光と影〜」[解][字]
はい。
<ホテルや名物の屋形船に
被害はなかったものの→
豪雨の後は
800人ものキャンセルが>
<60人の従業員を抱えた
女将さん>
<インターネットで→
こんなメッセージを発信し続けました>
日田温泉
亀山亭ホテル女将でございます。
日田の被害者の方
ぜひ→
お風呂に
お入りにいらしてください。
山鉾が
とてもキレイです。
夜は
提灯山になります。
久大線復活
日田彦山線復活よろしくお願いいたします。
全体的に
お客さん 少ないですね。
皆様
ぜひ 日田温泉よろしくお願いいたします。
亀山亭ホテル
女将でございました。
<早く
お客さんに戻って来てほしい>
<女将さんは
折り鶴に願いを込めて→
復旧を待ち望んでいました>
<女将さんのホテルがある日田から→
被災区間を挟んで
西に位置する 夜明駅>
<この駅からは
もう一つの被災した路線が→
枝分かれしています>
<日田彦山線です>
(
踏切の音)
<夜明駅と
北九州市の城野駅の間→
およそ70kmを結ぶ
日田彦山線>
<九州北部を南北に走る
ローカル線です>
<その沿線を10年以上
撮り続けている人がいます>
<北九州市の…>
<いわゆる「撮り鉄」です>
<撮りためた写真には
沿線の魅力がいっぱい>
(
松野さん) そうですね これが日田彦山線の分になりますね。
(
松野さん) 沿線でですね自然がいっぱい残ってますので。
季節によって四季折々のですね→
沿線の風景が楽しめますし。
(
松野さん) …してるんじゃないかなと思いますけど。
♪♪~
<1956年に全線開業した日田彦山線>
<沿線で採掘された石炭を→
工業都市 北九州に運ぶために整備されました>
<炭鉱が次々と閉山し→
貨物輸送の役割を終えた後も→
地元住民の通勤
通学に利用されて来ました>
<そんな日田彦山線に→
長年 乗り続けて来た人がいます>
<沿線の福岡県東峰村に住む→
梶原重子さん 88歳>
<若い頃は
日田彦山線で→
野菜の行商に出ていました>
もう…。
<しかし
村の人口は減り続け→
現在は2000人ほど>
<ピーク時の4分の1以下です>
<マイカーが
普及したこともあり→
鉄道の利用者も
年々 減っています>
<去年
その日田彦山線も→
豪雨に
のみ込まれました>
<沿線の風景は無残な姿に>
<線路に土砂や流木が流れ込んだことで→
夜明駅から
9つ先の添田駅まで→
およそ30kmが
不通となってしまいました>
<列車が止まっている区間では→
JR九州が代行バスを走らせています>
<鉄道の利用者は
もともと少なく→
代行バスを使っているのは→