2018/07/30(月) 03:25〜04:25
鳴っていたのではないかと→
執ように問い詰め
美香さんは 結局…>
<アラームが鳴っていたことを
否認していたA看護師と→
供述が食い違うことになった>
アラーム鳴ってましたって言ってしまったんですよ→
もう 耐えきれずに。
それで… それで もう→
つじつま合わないじゃないですか一緒に発見した看護婦さんと。
だから 私は どないしたらいいんやろなと思って。
その看護婦さんも
シングルマザーやったから→
なんか ここで逮捕されたら→
すごい 生活がやっていけへんのじゃないかって。
私 助手やし
免許もいらんし 私は独り身やし→
お母さん お父さんいるんやったらいいかなと思って。
<自分が アラームは鳴っていたと認めたことで→
A看護師に
迷惑をかけたとの思いから→
美香さんは
供述を取り下げてくれるよう→
警察に頼んだが
聞き入れてもらえなかった>
< そして 思い悩んだ末→
警察さえ予想していなかったこんな自白をした>
私が無理やり
蛇腹を外して→
殺してしまいました。
<美香さんは 滋賀県彦根市で→
3人兄妹の末っ子として
生まれた>
<兄2人は すでに独立している>
<地元で小学校 中学校 高校と通ったが→
人とコミュニケーションを取るのが苦手だった>
やっぱり うそをつくことは悪いことやとは思ってなくて→
ほんで うそつくことで→
友達をつくるもんやと思い込んでたんですよ→
小さいときから。 だから
ほんとの友達ってのがいなくて→
それで
なんか お金渡したりして→
友達とか
つくったりしてたんです。
<高校を卒業して
看護助手になると→
働いていた病院で 事件が起きた>
< そして 警察の取り調べに→
自分で 故意にチューブを外したとうその自白をしてしまった>
< なぜか>
<美香さんが 獄中から
両親に宛てた手紙には→
こんな記述がある>
「私がY刑事を信用してしまったのもあかんし→
好意を持ったこともあかん」。
「それで みんなに辛い思いさしてしまって→
ごめん」。
(スタッフ)美香さんが そういう…→
本当は やってないことを
やったと自白してしまった→
理由の一つにはね やっぱり
その取り調べの刑事のことを→
美香さんが 少し信じてしまった
っていうこともあるんですか?
好意を持ってしまったんですよ。(スタッフ)それは どうして?
優しかったんですよ。
<事件が起きてから
1年後に再開された→
美香さんへの任意の取り調べは→
新たに県警本部からやってきたY刑事が担当した>
<最初は 暴力的な取り調べで→
美香さんに 「アラーム音が鳴っていた」と認めさせると→
急に態度を変え
優しくなったという>
何が優しかったっていうと私 ちっちゃいときから→
コンプレックスがあって…コンプレックスがあって→
兄2人が…
お兄ちゃん2人が賢いんですよ。
優秀やって。 で 私
勉強できなかって… してたから→
比べられてたんですよ
お兄ちゃんみたいに頑張って→
やってみたらって。
それが すごい嫌だったことを取調官に言ったんですよ。
そしたら 「いやいやいや
あなたも お兄ちゃん同様→
賢いところあるから」って すごい
理解してくれる人みたいになって→
そこで ころっと もう…。
今から考えたらあほみたいなことなんやけど→
ころっといってもうて
好意を持つようになって→
もう 気に入ってもらおう
気に入ってもらおうと思って→
どんどん どんどん
うそついていったんですよ→
事件のことでは。
<美香さんが 自分が故意にチューブを外したと自白して→
逮捕 起訴されると Y刑事は→