2018/07/30(月) 03:25〜04:25


逮捕後の7月10日には…>
「実は アラームは鳴っていない。→
私が人工呼吸器の消音ボタンを押し続けていたから→
鳴っていない」。
<警察が せっかく 1年かけて厳しい取り調べの末に→
美香さんに アラーム音が
鳴っていたことを認めさせたのに→
アラーム音が
鳴っていないことになったのには→
訳がある>



<実は この間 警察は事件当日→
病院に付き添いなどで
泊まっていた人たちに→
事情聴取している>
< その中に子供が入院していて→
ひと晩中
起きていた女性がいたが→
アラーム音を聞いていなかったと
証言した>
<警察は アラーム音が鳴っていたというストーリーは無理だと→
この段階で判断したのではないか>
<7月11日には→
美香さんの供述は更に大きく変わった>
「消音ボタンという
ボタンがあって→
それを押すと
アラーム音が消える。→
1回押せば 1分間
アラーム音が消えるので→
頭の中で
1秒 2秒 3秒と数え→
60秒になる前に
再び消音ボタンを押した。→
実は 1週間前から
この犯行は計画していた」。
<偶発的犯行だったはずが→
いつの間にか計画的犯行に変わった>
<同時に
A看護師が居眠りをしていた→
という話も消えた>

<A看護師が取り調べに対し頑強に否認していたため→
警察は 供述を引き出すのは
無理だと判断したのではないか>
だから 警察の当初の見立ては
アラームが鳴り響いてたのに→
看護師は何も措置をしなかった
ですよね。
ところが 彼女が自分で抜きましたっていう自白をしました。
で 当初は 警察はじゃあ 自分で抜いたけれども→
やはり アラームは鳴り響いてたと思ってたんですよ。 ところが→
調べても どうしても アラームを聞いた人間が出てこないので→
この自白では維持できない
というふうに考えて→
実は アラームは
鳴ってなかったということに→
自白の内容を
変えさせるわけですね。
鳴ってなかったためには→
消音ボタンを押すしかないんだけれども→
しかし
消音ボタンを押してもですね→
60秒たったら
また鳴りだすので→
やっぱり ピッピッピッと
鳴るじゃないですか。
それでも やっぱり
おかしいので なんか こう→
ずっと鳴らさない機能は
ないのかというので→
もう一度 実況見分 してですね

調べたら→
60秒経過前に押せば
そこから更に 60秒鳴らない→
という機能があることが
分かってですね→
そのとおり 彼女に自白をさして→
結局 最初の瞬間的なピッは→
鳴ったということになってるけど
そのあとは 一切 鳴らさないで→
犯行をしたというストーリーを
作り上げていったんですね。
私の場合も
刑事は 男の人やったから→
女の人が
付いていないといけないのに→
付いていなくて ほんで 扉も
開けとかないといけないのに→
開けてなくて そういうなんもまったく知らなかって…→
お父さんも お母さんも知らなくてそれでいってるから→
もっと
なんか えん罪っていうものを→
世間の人に知ってもらわないと
いけないんやと思うんですけど。
<大阪高裁で審理されている
再審請求で→
去年3月 動きがあった>
<美香さんがチューブを外して殺害したとされる→
患者Tさんの死因について
急性の低酸素状態→
つまり 窒息によるものではなく→