2018/07/30(月) 03:25〜04:25


外れたということが→
事件の発端となったのか>
<井戸弁護士はある女性の存在に注目する>
<美香さんと同じく
当日の宿直で→
患者の心肺停止を最初に見つけた
A看護師だ>
チューブについては
結局 外れてたと言ったのは→
第一発見者の
看護師だけなんですけれども。
その話を
みんなが信用したんですけども→
その看護師自身が

いや もう分からないと。
まあ 外れてなかったとは
言いませんけども→
分からないというふうに
言っていて→
結局 外れてたという根拠が


ないんですね。
外れてれば 機械自体には
瑕疵はなかったということは→
警察の鑑定で
はっきりしてますから。
外れてれば やっぱ
アラームが鳴ってたはずなんで→
アラームが
鳴ってなかったということは…→
で その第一発見者自身が もう
分からないと言ってるってことは→
チューブは 一応 つながってた
というふうに見るべきだと→
我々は思うし 警察も検事も
そういうふうに考えてます。
<実際には
外れていなかったチューブを→
A看護師は
なぜ 外れていたと言ったのか>
実は この患者さんは
医師からは 2時間に1度→
痰吸引をするようにという指示を
受けていました。
しかし 記録を見るかぎりは→
この日 前夜の11時に痰吸引はしていますけど→
その後 発見された4時半まで→
おそらく痰吸引はしてないんですね。
結局 5時間半していなかった。
で いちばん責任ある立場の看護師ですから→
見たときにですね→

これは痰づまりだったのではないかというふうに→
まず最初に
頭に 来ると思うんですね。
で そのときに→
まあ そうなれば 自分の責任ということになりますから→
とっさに チューブが外れていた
といううそを→
思いついたのではないかという
これは 私の憶測です。
現に 人工呼吸器のチューブが→
外れたのに→
アラームが鳴らなかった
という事故例っていうのは→
そんなに珍しくないんですよ
全国で。
だから そういう情報を
持っていればですね→
それで もう 物事は収まるだろう
というふうに思って→
とっさのうそをついてしまった
ということは 十分ありうる。
ところが 本件では
警察が本格的に乗り出してきて→
収まらなかったと。
<A看護師はすでに病院を退職し→
弁護団側が
協力を求める手紙を出しても→
開封されないまま
送り返されてくる>
< しかし A看護師が

うそを言っていたとしても→
責められない>
<責められるべきは→
事実を丁寧に積み上げていく
取り調べをせず→
美香さんに
架空のストーリーを自白させた→
警察の捜査手法なのだ>
<待ちわびた日が去年12月20日になると→
裁判所から連絡があった>
<2度目の請求となる→
再審を開始するかどうかの
裁判所の判断が→
示される日である>
<美香さんは複雑な気持ちで 朝を迎えた>
(スタッフ)心境は いかがですか?
やっぱ 不安なのと…結果がどうなるかっていうのが→
わからないので
不安が おっきいですね。
(スタッフ)どんな決定が