進行を止めるしかできない、
そのためにはリハビリしかないん
ですよと言われてるんですけれど
も、これ、ちゃんとやっぱり、今、
なるべく早く実現に向けて、
皆さんに明るい光を当ててほしい
ですね。
>>このパーキンソン病というの
は、
ここからは平田記者なんですけれ
ども、よろしくお願いします。
この国が指定する難病なんですよ
ね。
>>まさに先ほど、
おっしゃられたとおり、まだ今のところ、
根本的な治療法がない難病でござ
いまして、
この病気、
難病というと非常に怖いんですけれども、
それだけではなくて、
誰もがなりうるというところが非常に怖い病気であります。
こちらまずご覧いただきたいんで
すけれども、主に中高年、
50代に発症するケースが多いと
いうふうにいわれているんですが、
中には、働き盛り、20代から4
0代の方でも、
発症する例があるということなん
です。
また男女問わず発症というふうに
書いてありますが、
先ほど取材をした長屋さんも、
42歳のときに突然、
左半身が動きにくくなる症状に襲
われたということなんですね。
本当に突然というところが非常に
この病気、
怖いところだというふうにいわれ
ています。
あと、
もう1点が現在は根本的な治療法がないので、
完治をすることがないんですね。
今、
長屋さんも25年、その病気と、
体が動かなくなるのではないかという恐怖と戦い続けているんです
けれども、これは患者本人だけで
はなくて、
周りのサポートする家族、ここに
も非常に大きな影響を与えていま
す。
実際に長屋さんの夫も、発症して以降は、仕事の量を減らして、
妻の仕事を手伝うと、
家庭の仕事を手伝うというふうに言っていましたので、家族、本人
にとっては、今回の研究っていう
のは、非常に大きな期待が持たれ
ている研究だというふうに思われ
ます。
>>誰でもなりうる病気であると
いうのは、奥野さん、私たちもひ
と事とは思わずに、考えたいもの
ですよね。
>>原因が不明ということなので、
もう私があしたからおかしくなっ
ても、
全くなんのおかしくもないということですよね。
>>ありえますよ。
>>今、おっしゃったように、
本人は16万人の方が、今、ご病
気だということなんですけど、
それに関わる家族の方を考えたら、
30万人、40万人の人たちが、
これによって救われると思ったら、
それがすばらしいことだと思うので、
ぜひ早く、
実用化されてほしいなと思いますね。
>>その実用化なんですけれども、
今回は世界初の治験ですよね。
この臨床試験とは全く違うものな
んですか?
>>そうですね。治験というのは、
今、
こういう段階にあるというふうに
いえると思います。
実際の治療の実用化に、
一歩手前の段階まで来たというふうにいえると思います。
こちら、ご覧いただきたいんです
けれども、
一般的な医療というのは、
このように左から右に向けて進んでいくのが、
一般的です。
発見されて、
そこから臨床研究というところを、
手続きを経て、治験という段階に
いくんですけれども、iPS細胞
を見ても、山中教授がiPS細胞
を発見しました。
そして今、
さまざまな分野で臨床研究という、
実際の患者さんが主に対象になるんですけれども、
患者さんが実際に手術を受けて、